公安調査庁の職員も数人いたと思うが確実ではない。それは公安調査庁の職員をまだ正確に分類できていないからである。自分の今住んでいる家の傍にも多くの警官が住まわされており、また、公安調査庁が工作拠点を持っているはずである。

 

警官はユニフォームを着ている人たちが多数いるせいもあって、警官に何百人か会うと、そのうち警官は識別できるようになる。この能力を持っているのは自分だけではなく、多くの警官は誰が警官か識別でき、多くの重犯者も誰が警官か識別できる。

 

このように警官が識別できているのに対して、公安調査庁の職員はまだ特定し切れていない。自分の今いる部屋から見えるところに複数の他人が出入りしている拠点があり、その人たちは公安調査庁の職員に見える。一般的に言うと、そういう出入りは対象者である自分がいない時にするものだが、いろいろ理由があって、彼らがどこにいるかも知っており、それに関しても最早何も言う気はない。それでも確証が持てないのは、彼らが自らのことを公安調査庁の職員だと名乗らないからである。

 

 とは言え、自分が与那国で会った人も同じような雰囲気を持った人たちであった。公安調査庁の職員と思わしき数人の人々はまじめそうで、公務員として働いているように見え、明らかに探偵ではなかった。間違いなく自分を監視するために来ていて、警官でないとすると公安調査庁の職員である可能性が高い。

 

少なくとも、その関連の人たちは3人まで確認できた。その中の1人と自分は数時間喋ったが、その人物は金沢から来たと言っていた。そして、与那国島に来た目的は特にないようであり、宿にいてゆっくりしていたということであった。

 

 こういう場合、どこから来たかの嘘をつくと会話の中で露見する可能性があるため、基本的に嘘は使わない。そして、金沢から来たのであれば、わざわざCIAのアセットをそこから連れてくるとは考え難く、海外の諜報機関のアセットである可能性も低い。CIAであればもっと密にコンタクトを取れる地域のアセットを送り込むはずである。

 

 念のためだが、その人物が違法行為をしたわけではなく、ただ単に諜報活動をしていただけである。ここではいろんなスパイに会うが、ここで違法行為をしていた人はほぼいない。

 

 その人とは昼ご飯の際に見掛け、晩ご飯の際に隣に座って話をした。ただし、ご飯の席を隣になるように工作したのであれば、店の人に頼んでいるはずであり、そうであれば日本の公的機関がお店に頼んだ可能性が高い。

 

ここでも一応書いておくが、警察であれ何であれ、怪しい人が来るので協力して欲しいと公的機関に言われれば、日本のほとんどの店は協力する。その行為自体には問題なく、その信頼を悪用するオペレーションの方にも問題がある。

 

その人とは帰りの飛行機でも一緒になり、石垣の街まで一緒にバスに乗ってきた。トータルではかなりの時間一緒にいたことになるが、話した内容は思い出せない。特に気になるような会話をした覚えはなく、普通に監視するために来ていたと思う。

 

公安や公安調査庁が旅行者に紛れて自分を監視していたのは、現地には人材がいないからである。当時、島には警官が2人しかおらず、彼らも監視に徴用されていたと思うが、はっきりと何をするかを言われていたとは思えない。つまり、スパイ的な工作を行うためには島外から人を送り込む必要があり、彼らは旅行者に紛れて与那国に来ていた。

 

小さな島では常に同じようなことが起こり、彼らが工作を行うためには島外から工作要員を送り込む必要がある。また、自分が観光シーズンを外して旅行することが多いために旅行者の数は多くなく、その中で不思議な行動に出くわすと、どうしても彼らの存在は違和感として心に残った。

 

 

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