今の世界ではネットを通して情報を得ることが多いが、そのネット操作を通して情報操作もできる。例えば、検索のアルゴをコントロールすれば、人が目に触れやすい情報をコントロールできる。

 

ネットの情報コントロールはマスを対象にしたものだけでなく、パーソナライズもできる。検索全体を操作しなくても、PCを外部から操作できれば、特定的に目に触れる情報を操作できる。例えば、バルクの宣伝メールであっても人は何気なく読み、そこに書いてある情報に影響を受けることはある。

 

ちなみに、ここには幾つかの方法があり、1つはそもそも企業にその内容のメールを送らせる。それが違法行為でない限りは、企業は諜報機関や司法機関の協力をする。そのような改変を行ってもどんな意味があるかも分からないため、基本的に罪悪感はない。

 

もう1つは全く似た偽メールを作ることである。このような方法を繰り返し、何度も何度も一連の情報送り続けると、そのうち対象者が工作に嵌る場合がある。

 

PCのコントロールは更に進み、クリックまでコントロールされることがある。つまり、全く興味のないものでも勝手にクリックされ、勝手にポップアップされることがある。工作を受けていると知っていると工作の結果だと思うが、分かっていなければ、何も考えずに情報を受け取ることになる。

 

 その他にもいろいろな手段を使い、対象者の目に入るようなところに情報を置くのは簡単である。特に、PCのコントロールを行っている場合は、フィードバックも得られるため、工作が成功するまでいろいろな手段で工作情報を目に入れさせようとする。

 

人間の心理は不思議なもので、嘘の情報であっても、それが情報として認識されてしまう。もちろん、それが工作情報だと認識されると影響を受ける可能性が低下するが、単なる虚偽だと思っていても、その情報に何度も接する内に、その中に真実があるのではないかと思うようになる。そして、スパイのマニピュレーションに少しずつ嵌っていく。

 

このような状況に陥るのは社会に大きな影響を与えられるような人物であっても変わらず、同じような方法論を採用すれば、どのような人も情報操作される可能性がある。結局、情報に至る経路と接する情報自体を操作すれば、対象者を遠隔に操作できる場合がある。この情報操作とマニピュレーションが諜報機関の工作の基本的な方法論である。

 

このような情報操作の場合、特定の対象者だけでなく、もっと多くの人をターゲットにすることもできる。それが一定程度の数になれば、政府に対するプレッシャーを生み出せる可能性があり、そのような操作に関しても諜報機関は知見を蓄積している。

 

 

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