電波操作は犯罪の誘導にも適している。実際に、脳内でささやかれるだけで犯罪を起こす人もいるだろう。ただし、実際のケースを分析すると、基本的には脳内でささやかれ出してから犯罪を起こすまでにはかなりのタイムラグがある。

 

通常は理性の壁があって、人は簡単には犯罪が起こさない。それが重罪になるような犯罪の場合、その人の良心が犯罪を押し止めるため簡単には犯罪を実行しない。

 

この理性の壁を壊す方法が2つあり、その1つは頭を全体的な機能不全の状態にして理性ごと機能しないようにする。そうすれば、理性が機能しない。この際に起こる犯罪の特徴は、理性が機能していないにも拘わらず、異常なほど犯罪が事前準備されている点である。工作者が対象者の理性の代わりに犯罪を準備するため、頭が機能しなくても極めて計画的な犯罪が行われる。

 

一方で、感情を強化しても理性を乗り越えられる。攻撃性を異常に高めたり、性欲を異常に高めたりすると、人は違法行為を行う可能性がある。人間の意思決定は理性と感情のバランスで成り立っており、感情が理性を完全に凌駕すると、脳は感情でコントロールされた状態になり、その行動が良心や法律に適うかは考慮され難くなる。そして、実際に犯罪を起こすと、少なくとも、社会的に抹殺される。

 

その誘導される犯罪が重罪となる場合は、スパイはほぼアセット化は意識していないと思う。基本的には対象者を社会的に抹殺することが目標であり、その結果として、そこで現われる犯罪もかなり極端な事件になる。また、社会の雰囲気を操作するために電波工作で犯罪を引き起こすこともあるが、その場合は対象者の社会的抹殺が目的ではない。対象者はただ利用され、消費されるだけである。

 

一般的に言って、電波操作によって引き起こされた犯罪は露見し難い。ただし、露見し難いことは存在しないことではない。実際の痕跡をしっかり調べると電波操作をトレースできる場合もある。このような犯罪を減らすためには、まず、電波操作が存在することを公表し、その操作によって犯罪が起こった場合は常に共犯として罪を問うべきである。

 

現在の法体系の中でも、電波工作者を共犯とすることはできるが、より明示的に電波操作による犯罪に関して記述すべきである。また、犯罪の共犯としてだけでなく、電波操作の時点で違法行為とすべきである。

 

一方で、電波操作以外の方法でも対象者を犯罪者にできる。そのためには、少なくとも、対象者の傍に工作者が物理的に近づく必要がある。その上で、対象者をマニピュレートし、犯罪を起こさせる。その場合、諜報機関のオフィサーがそのまま実行すると、露見した場合に問題が起こるため、対象者に近づくのはアセットである可能性が高い。

 

これで落ちなかった場合でも、電波操作を追加すると工作活動が機能するかも知れない。おそらく、電波操作は元々このように使われていたと思う。スパイが工作対象者に近づき、犯罪を誘導するような工作を行い、それを最終的に追い込むために電波操作を加える。

 

もちろん、思考のマニピュレート自体も電波工作の得意とするところであり、時間を掛けて倫理観自体を変化させることもできる。ただし、電波操作を利用した場合は、感情操作等のその他の操作も同時に行われるため、電波工作に特徴的な犯罪様態になる可能性が高い。

 

これらの結果として、アセット化か刑務所の選択を問えるが、もっと大きな犯罪を起こさせ、社会的に再起不能にすることもある。あるいは、社会的に大きな影響を与えるためだけに工作が行われ、対象者はただ単にスパイに消費されるだけの場合もある。

 

 

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