偽情報やフレージングがうまく行かなければ、次は対象者の行動から信用を毀損させる。基本的には、偽情報を流したり、発言の切り貼りをしたり、フレージングをうまく使えば、工作対象者のイメージをかなり悪化させられる。

 

しかし、それだけでは社会的信頼の揺るがない人もいる。虚偽に近い情報だけであれば、それが真実だと認識されないような人物も中にはおり、その場合は違う工作が必要になる。少なくとも、現代的にはこの工作には電波操作が用いられる。

 

電波を使用しない一般的な情報操作を行う中で、対象者に間違った認識を植え込むことは不可能ではないが、それほど簡単な作業ではない。特に、相手の防備が固く、ここまでに至るいろいろな工作を乗り越えているならば、対象者を洗脳するのはかなり難しい。

 

それに対して、電波操作はかなり単純に対象者の振る舞いを操作できる。例えば、感情操作を行い、攻撃性を高める。これだけの電波工作で対象者は切れ易い人間になる。他愛もないことで怒り出すようになると、その人の信頼は低下する。これが電波操作で信用を毀損する1つの例である。

 

この操作は思考操作にも応用できる。重要な思想や倫理観は変更できなくても、ちょっとした嗜好なら変えられる。それが一般的に受け入れられない趣味であれば、そのような変化を起こすだけでも、社会的信頼は変化する。この際に電波操作だけでなく、物理的な情報工作も同時に行い、そこにフレージング等の手法を加えることで、対象者の社会的イメージはもっと悪化する。

 

それが更に進めば、発言を操作するようになる。電波操作で工作者と対象者がシンクロしている場合、対象者の口をコントロールできる。つまり、対象者の発言を歪められる。それが余りにも長い発言のコントロールになると露見する可能性があるが、短い単語単位であれば、もっと秘匿的に操作できる。

 

その場合、対象者は全く想定していない言葉が口から出てくる。その内容がイレギュラーであればあるほど、対象者の信頼は損ねられ、社会的に抹殺される。ただし、ここまで至るのは、それまでの工作がうまく行かなかった場合か、あるいは、その瞬間的に対象者の信頼を毀損する必要がある場合に限られるかもしれない。と言うのも、電波操作を理解していなくても、この工作を受けると変な違和感を感じるため、最終的に何らかの工作のあることが露見する可能性が高いからである。

 

 

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