盗聴がオールドスクールなのに対して、思考リーディングはかなりモダンな方法論である。ただし、この技術を扱えるのは一部の諜報機関だけだと思う。CIAと公安が使えるのは分かったが、それはファイブアイズと安保理の常任理事国が使えることを意味している。ドイツやイスラエルやインドや韓国も使えると思うが、あとどれくらいの国がこの技術を持っているのかは分からない。

 

思考リーディングは電波操作のテクノロジーであるが、使われている無線波の電波帯が異なる。それはレーダーであり、超長波ではない。そのレーダーは変調され、解読される必要がある。ここには多くの技術要素が詰まっているため、技術的にはより難易度が高いはずである。

 

この技術が使えると、実は、対象者をアセット化する必要がない。そうしなくても対象者の頭の中から情報を抜き出せる。かなり重要な情報も簡単にリーディングできる。

 

一方で、記憶にアクセスできないため、必要な情報が必要な時に手に入るとは限らない。どうしても情報を得たい場合は同時に自白剤を使う必要があり、そのためには対象者を拘禁状態にして、自白剤を摂取させる必要がある。その工作は簡単ではない。

 

 ただし、通常の電波操作と組み合わせれば、より深い情報が得られる。思考リーディングは頭の中を読む以外の作業ができないが、通常の電波操作は逆に対象者に影響を与えることしかできない。この2つを使えば双方向のコミュニケーションが可能になり、電波で思考を送り、それに対する答えを思考リーディングで得られる可能性がある。この工作を露見しない形で行うためには、かなりの時間を掛けて電波工作を行う必要はあるが、諜報機関が必要としている情報を取得できる可能性は十分にある。

 

この双方向で電波工作を行うと対象者の行動に大きな影響を及ぼせるが、アセット化していないため、意思決定に確実に影響を与えられるとは限らない。もちろん、思考リーディングは情報を読み取るだけの作業であるため、その場合は対象者の行動には全く影響が与えられない。

 

その結果として、今でも、確実に工作を遂行したければ、電波工作は対象者をアセットとして獲得する1つの手段として使われる。逆に、秘匿した形で長期間に亘って対象者を盗聴するのであれば、電波リーディングが適した工作手段になる。

 

ちなみに、これらのテクノロジーの存在が理解できれば、無効化する方法も同時に考えられているはずである。自分も幾つかの方法を考えたが、今の自分の環境ではこれを無効化する機械を持てない。ただ、そういうデバイスのイメージはあり、実際にもそのような装置が存在するはずである。

 

 

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http://ameblo.jp/multifractal/entry-12169043993.html