ここまでスパイ活動の概略について書いてきたが、ここからはスパイの方法論について書く。スパイの活動は情報収集活動というようなクリーンな表現の範囲あるものだけでなく、実際にはいろいろな工作活動を含んでいる。

 

ここからは実際にスパイがどのような手段で工作を行っているかについて書く。特に、対人工作がどのように行われるかを理解しておくことは重要である。今の諜報機関のやり方が続けば、多くの人がその対象になる可能性があり、彼らの方法を理解していないと簡単にスパイの工作に落ちる可能性がある。

 

まずは、その方法論について議論する。そして、その後に社会に大きな影響が及ぶような工作についても書く。自分はスパイの方法論を多く経験したので、対人工作はかなり網羅的にカバーできるが、対社会工作に関しては全貌を理解するためにはまだ埋めなければならないギャップがある。それでも、必要最低限の危険な工作は理解しており、対社会工作に関してはそのような工作を中心について議論する。

 

と言うことで、ここから述べる方法論がスパイの全てではなく、あくまでも自分が理解している範囲だけである。それでも、今までのどの本よりも良くできていると思う。それは自分がスパイでもなく、アセットでもなく、政府の職員でもないからである。そして、自分は誰からも秘密情報を貰っていないために、何の制約もなくこの内容について書ける。

 

 そういう意味では、スパイに関する本を読む時はその点に気を付けた方が良い。1つは事実の一部が確実に伏せられている。次に、事実の選択が歪められており、偽りの認識に導かれるような可能性がある。そして、場合によっては自己弁護のために完全な嘘を流す場合もある。そして、これら自体がスパイの方法論でもある。

 

自分は制約がないために好き勝手に書けるが、それでも法律や名誉毀損の問題があるため、自分が理解していることの1-2割しか書けない。それでも多くの人が知るべきことは書けると思う。

 

一方で、このようなことを書くと一般的に諜報機関の工作や拷問の被害者になる。少なくとも、諜報機関の庇護がなければ簡単に被害者になる。自分は何年もその状態下にあり、ひどい拷問も繰り返し受けているので、それで悩むことはあまりない。ただ、最早、社会復帰はできないという事実が確定する程度である。

 

逆に言うと、このような工作を永遠に受けてきた結果として、スパイの工作に関してはかなり熟知している。総合的に理解しているという意味では一般的なエージェントよりも詳しい。

 

 

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http://ameblo.jp/multifractal/entry-12183799812.html