結局、特捜部の捜査は終結する。警察による違法行為と拷問は今でも続いているが、特捜部は2012年7月に捜査を止めたはずである。それは、その時の検事総長が辞め、特捜部長も入れ替わったからである。調べ直せば分かるが、この時以降、当面の間、東京地検特捜部は独自捜査を停止し、特捜部が担当するように上がってきた事件のみを捜査するようになる。

 

しかし、最後に待っていたのは疑獄だった。東京地検特捜部長が替わるため、特捜部の捜査が終わると思っていたら、リクルート事件並の立件をすると言い出した。それは特捜部からのリークであり、某上場会社に関わるもので、その会社が非上場であった時期に未公開株を手に入れる約束をつけており、大金を手に入れるという話だった。

 

その疑獄の主要人物に自分が加えられているのは分かったが、そんな話どころか、そんな株すら見たことがなかったので、どうしてそんな話が出るのか全く意味が分からなかった。ただ、とても絶望的な気分になった。特捜部長が替わることによって捜査がなくなるはずだったのに、依然として、特捜部は圧迫を続けると脅しているように感じた。

 

このようなやり方をすれば、どんなことでも犯罪があるかもしれないと主張でき、えん罪が生み出されるまで捜査を続けられる。自分が関わったものは多数あり、それらに脚色を加え、嘘の情報を加味すれば、どんな嘘でも犯罪の捜査の対象にできる。その疑獄はそのようなものであった。

 

実際に、彼らが本気で調べようとしていたのは事実であったが、実際にはリクルート事件並みの疑獄などは存在せず、それが大きな問題となるはずもなかった。もしかすると、その疑獄は単なるブラフだったのかもしれない。そのような偽情報を流すことで、自分がどのように反応するかを確認し、えん罪に落とせそうだったら、そのまま続けたのかも知れない。

 

ただし、それよりもあり得る可能性は公安かCIAが偽情報を流し、それに特捜部が最後の挑戦として飛びついたことである。実際のところ、それが飛ばし記事としてメディアの中に現れ、自分はそれを受けて絶望的な気分に落ち込んでいた。ただし、そんな馬鹿な話を受け入れる気は一切なかった。

 

そして、結局、何も起こらないまま、やはり特捜部はこの捜査から離れていった。自分の認識としては、その7月以降、特捜部がえん罪に関わろうとはしていないと思う。それは東京地検特捜部が独自捜査を凍結したからでもある。

 

 

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