自分が警察全体に狙われた当初は全くインサイダーとは関係がなかった。そもそも、2011年末も2012年当初においても金融犯罪とは全く関係ない話で、警察は自分をえん罪に持ち込もうとしていた。

 

 それは一面において、自分が金融犯罪に嵌まらなかったからでもある。2010年も2011年も自分を金融詐欺に荷担させようとした動きがあり、自分はそれには近づかなかった。逆に言うと、それに失敗したからこそ、警察は違う犯罪に嵌めようと狙い、それが無理になれば、えん罪に落とそうとした。

 

 ところが、そのような試みも失敗したため、もう一度、金融の話で自分を嵌めようと狙っていた。それはAIJ事件から始まったが、それに自分が全く関わっていないことが分かったため、次はインサイダー事件を狙い出す。それが2012年3月から始まり、捜査機関は過去の金融取引について調べ出した。

 

取引は無数にあるので、何をどう調べたかは分からないが、遠隔尋問でいろんな取引を仄めかされ、その度にどんな取引だったかを思い出すという日々が始まった。

 

ここではっきり付け加えておくが、警察がインサイダー取引を調べていた証拠は残っている。誰かが嘘をつき、自分がインサイダー取引をしていると警察に形式上通報すれば、自分の全ての取引を調べることは違法捜査ではない。ただし、ここまでに明らかにしてきたように、警察は執拗に自分を陥れようとしており、その延長線上にこのインサイダー調査を行っている。それは違法ではないかも知れないが、そうなると実際に何もなくても、誰も自分に普通に関わることはできない。つまり、彼らが「捜査」を続ける限りにおいて、自分は実効的に社会的に抹殺される。

 

また、いろんな取引を仄めかされる度に、自分はどんな取引だったのかを思い出していたが、その際には同時に極度の不安が襲っていた。それが意味するのは、この時点で自分が電波操作されていたということである。それは自分が違法取引をしたのではないかという不安感である。実際に、無数に取引を行っていると、それぞれの取引がどのような形でなされていたか頭の中で再現できない時がある。最終的には何日か考え続けて思い出していたが、その度に、最終的に違法行為がなかったという事実に行き着いた。

 

そして、それが確認できると精神的には通常状態に戻れるが、それでもずっと不安感だけは残っていた。今から思い直すと、この作業に失敗していれば、自分はその不安感に負けて、えん罪を受け入れていた可能性がある。

 

と言うよりも、警察はこの手法を利用して多くのえん罪を作っていたのではないかと思っている。ここに確たる例は存在しないが、そのような不安感の中で生きていると、えん罪を受け入れたくなる時がある。それは、警察がこの手法で多くのえん罪を作っていた証左でもある。

 

自分が落ちなかった理由は、そもそもインサイダー取引を避けていたからである。法律違反はいずれ見つかるものだと認識していたので、そういう取引には一切関わらなかった。つまり、意図的にインサイダーを避けていたので、インサイダー取引をしていないという自信があった。だからこそ、常に不安感に悩まされながらも、自分がえん罪に落ちることはなかった。

 

 もう1つは調書にサインしないと決めていたことである。これまでに、このようなえん罪に落ちた人たちは、ほぼ確実に調書にサインしていた。それが検察の作文であっても、調書にサインをするとそれがほぼ証拠採用される。そして、それを覆すためには、調書の任意性を法的に議論することになる。しかし、調書にサインしなければ、最初から調書が証拠採用されることは絶対にない。

 

 ここに問題があって、調書にサインをしないと証拠隠滅の恐れがあるとなって、長期に勾留される可能性がある。つまり、検察は長期勾留を避けたければ、調書にサインするようにと求める。それが仮に両論併記の調書であっても、調書にサインすれば自分がやっていないことでも供述したことになる。それを乗り越えるためには、長期勾留を受け入れて戦う意思を持つしかない。逆に言うと、そこまで理解していると、警察の幹部も検察も自分がえん罪に落ちないことを理解する。その結果として、逮捕は一切行わず、任意の聴取もほぼできず、結局、遠隔の尋問を繰り返す以外に方法がなくなる。

 

そして、警察は途中からえん罪を狙っていたと思う。そもそもインサイダー調査を始めた時点からえん罪だけを狙っていたはずである。それは自分がインサイダーをしていないのを知っていたはずだからである。

 

 

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