尾行はずっと付いており、それは実家に戻る前から、そもそも日本に戻ってくる前からであり、この時点では半年以上尾行され続けていた。ただし、実家の周りは住宅街であり、尾行があまりにも目立つため、その代わりに警察の関係者や協力者を利用して、自分を監視させていた。結果として、その特殊性が盗聴器や監視カメラの問題として現れている。

 

尾行自体は違法行為ではないが、警察がやっていたのは内偵と言うよりはほぼ嫌がらせであった。眼に入る形でずっと尾行されると、それはストーカー行為を受けて身の危険を感じている状態とほぼ変わらない。それは近在の関係者や協力者にも言えて、自分が通る度にわざわざ外に出てきて、あからさまに自分を監視していた。

 

それがガスライティングの手法であるが、たとえ1つ1つが独立に犯罪を構成しなくても、全体として問題になる場合がある。もちろん、これがストーカー規制法の対象行為になることはないが、えん罪を作るために心理的圧迫を与えているなら、脅迫罪を構成する。

 

尾行はいつも付いていたが、人気のないところでは彼らが身の危険を感じるようで、その場合はかなり距離を置いて監視していた。尾行されるのは嫌なものだが、それでも何ヶ月も尾行されると最終的には慣れてくる。

 

香港では100メートルおきに人が立っていて、極端に厳重に監視されている時もあったが、東京でもその状況はあまり変わらなかった。ひどい時には部屋に20人くらい人がいて、自分以外は警官だったこともある。その場合もあからさまに監視しており、ほぼ全ての人が片方の耳にイヤホンを差し込んでいる姿は異様である。

 

実家に帰ってからは午前中にミスドに行って本を読んでいた時期があった。そして、自分の席の傍には常に警官がいた。ドーナツ屋を選んだのは偶々であるが、公安の職員で、それなりの年配の管理職がドーナツも食べずにそこに座って入れば、違う理由があってそこにいるのは明白である。

 

そして、この時点までには、ほぼ警官を見分けられるようになっていた。それまでに何百人も警官を見せられたため、警官の類型も部分的に分かるようになっていた。ちなみに、公安の職員は体格が格別に良いわけではない。ドーナツ屋でひ弱そうだなと思って見ていたら、そのうち機動隊員を連れてきた。それもそれで明らかに体格が違うので分かったが、逆に言うと、彼らを連れてきた時点でその人が公安の幹部であることが良く分かった。と言うのも、機動隊員は地方の県警ではほぼ公安の上司の下に所属しているからであり、公安が調達しやすい警官だからである。

 

警察の尾行があからさまになると、それは犯罪ではないのかと思う時もあったが、それでもこの行為自体は犯罪捜査規範の内偵にあたり、捜査の適切な手順でもある。ただ内偵という言葉にはあからさまな尾行は含まれていないと思うが、実際にはどのように解釈されるかは分からない。

 

しかし、そのドーナツ屋では別の種類の人たちも自分を監視していた。そこにいる警官ではない人たちが自分を監視していることにはすぐ気付いたが、警察でもなくCIAや海外の諜報機関のアセットでもない人がどうしているのか分からなかった。それを数日考えた末に、彼らが探偵であることに気付いた。

 

 

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