どのような経緯で自分の寝ている部屋のエアコンを取り替えることになったかは分からないが、ただ少なくとも、警察は盗聴器を付けるのに失敗しており、自分の状況を理解するためには自分の部屋に盗聴器を付ける必要があった。結果として、盗聴器付きのエアコンを取り付けたのだと思う。

 

そのエアコンの取り付けには2人の作業員が来た。1人がほぼ取り仕切り、ほぼ全ての作業を行い、もう1人がサポートするという関係であった。そこに警官がいるという確信はなかったが、作業を監視して置かないと何をされるか分からないと思っていた。香港では実際にそのようにして監視カメラや盗聴器が仕込まれていたからである。

 

 ずっと傍で監視していると、サポートしている作業員の作業着の丈が合わないことに気付いた。その丈は長すぎてかなり余っていたが、その長さは調整されておらず、折り曲げて利用されていた。つまり、仮の作業着である。年齢は30歳前後であり、アルバイトで採用されている可能性は極めて低いが、それが仮の作業着であるという事実とかみ合っていなかった。つまり、従業員ではない可能性が高く、警官である可能性が高かった。また、自分の判断としても彼は警官であった。

 

 警官であると問い詰めたいものの、良い方法が見つからず、ずっと監視していたが、そこで、ふとあることを思いついた。それは、その丈をずっと見続けることである。5-10分くらい、その人の足下だけを見続けていると、その作業員は自分が何を見ているか気付き、完全に落ち着きを失った。そして、丈を気にして何度も直そうとし出したが、それでも構わず更に見続けていると、その人は緊張が高まり過ぎて、何もできない状態に陥った。

 

完全に落ちそうになっているその時に電話が鳴り、彼は外に出た。そこから作業はまだ1時間くらい続いたが、その人が部屋に戻ってくることは二度となかった。

 

つまり、彼は警官である。部屋の中がどういう状況にあるかは少し先の家からはっきりと見えており、現場指揮官が危険だと感じたために、彼を部屋から外に出したのだろう。と言うのも、彼が警官で身分を偽って部屋に入ったのであれば、彼は不法侵入の罪に問われる。その時点では、この警官にどのように対処するかは決めていなかったが、警察が先に危機を察知して彼を部屋から出した。

 

この時点で2つのことが分かり、1つはどこかの家のどこかの部屋が自分の監視用に使われているということであった。実際に、その時点でそれがどこの部屋かは分かったが、それ以外にも監視に使われている部屋があると考えるようになった。そして、それは後に発見し、証拠も残っている。

 

もう1つ分かったことは、それでも自分の部屋に盗聴器が付けられたことである。彼は二度と部屋には入って来なかったが、盗聴器は確実に部屋に付けられた。盗聴器発見機が新しい盗聴器が仕込まれたことを示していた。ただし、エアコンの内部の仕組みが複雑であるため、どこに仕込まれているかまでは分からなかった。とは言え、そのエアコンはまだ家にあり、誰が取り付けたかも分かっている。

 

 

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