公安のやってきたことを振り返ると、どこが正義の組織か分からない。警察はどんな嘘でもついて良いと2013年1月21日に言われたが、民主主義の制度の中では彼らの主張は必ずしも通らない。

 

とは言え、日本において警察に対する民主主義的コントロールには制限があり、それは政治の腐敗を防ぐために必要であるが、もっと民主主義的制約をかけないと警察は自己組織化してしまう。つまり、彼らが法的正義を維持するのではなく、警察自体が正義となり、実際にそのように公言している。

 

つまり、警察は自らの組織維持のためにどんなこともでき、どれだけ違法な行為でも、警察が行えば誰もそれを取り締まれない。これを避けるためには警察に民主主義的コントロールを導入する必要があり、それは現在の国家公安委員会の監視以上に厳しい調査を行う権限をどこかに与える必要がある。国会に独立委員会を作り、警察のどのような行為に対しても、事後的に調査する権限を与えるべきだと思う。一方で、警察に対する政治化の介入は別の意味で法の執行を歪める可能性があり、そのバランスをどのように達成するかが求められている。

 

警察の中で公安が自己組織化したのは自己防衛のためだと思う。それはウェバーが言うような官僚化ということであるが、日本はその制約に失敗し、自由に違法行為を行い、暗殺を行い、政治的工作を行う機会を公安に与えてしまった。

 

この自己防衛はどこかの時点で自己実現へと変化している。それは公安に対する敵対者を倒すという意味での自己防衛的な政治工作ではなく、彼らの政治的目標を達成するための政治的工作へと変化している。それは陰に隠れた革命であり、公安の中の一部のグループが左翼過激的な方向性を持ち行動に移した結果である。彼らは実際に左翼過激派と不即不離の関係にあり、お互いに利用しながら、自らの政治的目標を達成しようとした。

 

この過程において、電波的工作が大きな意味を持っている。それは日本の首相が電波工作によって倒れたということも含まれているが、それ以上にもっと数多くの政治的工作が、彼らの政治的志向を満たすために行われた。

 

ここにもう一つの問題があり、CIAがどのようにこの工作に関わったかである。実際に、CIAも政治的工作に関わっており、日本の政治家の殺害にも関与している。その工作が左翼過激的な行動と軌を一にしている場合があり、それはCIAにもそのような政治的モチベーションがあったことを意味している。

 

 そもそも電波工作はCIAからの技術供与を受けており、その工作技術は左翼過激的な公安のラインに利用された。自分の理解している範囲ではCIAの中にも左翼の理想主義者がおり、それはほぼ過激な社会主義者と言える。彼らは普遍的な価値観と統一された理想的な世界が存在すると思っており、それが左翼的でなかったとしても、極めて親和的な考え方である。

 

 問題はその結果として、日本のそのような公安のラインを支持することになったのか、それともCIAが公安の一部のラインを取り込んだ後に彼らが左翼過激化し、結果としてそのような電波工作が行われるようになったのか分からない。

 

 それが分からないのは、CIAの内部状況がどうなっているか分からないからである。日本の公安の幹部職員は数十人しかおらず、ある程度調べようがあるが、CIAの内部がどうなっているかは分からない。とは言え、CIAの問題の現われの一部は公安と同じで、組織防衛のためである。つまり、世の中が平和になると、諜報機関の必要性が低下するため、彼らは適度に世の中が不安であった方が良い。それは、彼らの予算や組織が90年代に削減された結果として学んだことである。そして、敵を作り出せば予算も組織も拡大できると、それ以降の歴史の中で確立してきた。

 

 しかし、実際にCIAの工作を概観すると、極めて思想的で政治的なものがある。それは官僚化以上の現象であり、それがどうして生み出されているのか、自分にはまだ分からない。

 

ただ、いずれにせよ、日本における公安の工作はCIAの意向も受けて行われている。どこまでが公安独自の工作で、どこからがCIAの意思かは判別し難いが、日本の工作の中には公安ではなく、CIAやCIAのアセットだけで行われた工作も存在する。そして、公安とCIAは共同オペレーションも行っている。特に電波工作の技術はCIAの支援を受けており、それを利用しているラインは間違いなくCIAと密接な関係にある。そして、そのラインこそが日本で大きな問題を起こしてきた公安の核である。

 

これら全て含めて考えると、公安は果たして日本のために存在しているのかどうか極めて疑問に感じる。

 

 

ご一緒に、ご覧ください。

http://ameblo.jp/multifractal/entry-12153965571.html