逃げている間はずっと、犯罪行為だけは起こさないように気をつけていた。逃げていると言っても、警察から逃げているわけではなく、現実から逃避していろんなところに行っていただけで、実際に自分の周りには常に沢山の警官とスパイがいた。

 

彼らはえん罪に落とすために自分に拷問を加え続け、また直接的に脅迫していたが、それと同時に、えん罪ができない場合は工作を行って犯罪を作り上げるのが公安のやり方であった。この時点までにそれを深く理解したため、それに落ちないようにするために自分の行動を法律に合わせるようにしていた。刑法と警察法を何度も振り返りながら、自分の行動をかなり律していた。

 

特に、どんなことがあっても傷害事件は起こさないと決めていた。当時は電波のことには気付いていなかったが、時々、自分が切れ易くなっていることには気付いていた。それは電波による結果ではなく、拷問と脅迫を受け続けていることによるストレスから生じていると思っていたが、いずれにせよ、その勢いで傷害事件を起こすと警察の工作に嵌まってしまうので、何としてもそれは避けなければならないと思っていた。

 

また、それはそれ以外の犯罪工作にも言えた。例えば、目の前に高価なものを置いて、それについ手を出してしまい窃盗罪に問う公安の工作がある。そこまでお金に困っていなかったので、そういう誘因に駆られることはなかったが、実際に目の前に取ってくださいとばかりにものを置かれることは何度もあった。ハニートラップも何度かあったが、そのうち何人かは自分に怯えながら近づいてくるので、それが工作であることと、それが成功しないことと、そういう工作が存在することはよく分かった。傷害、窃盗、性犯罪の工作はそれなりに何度かあり、また公文書・私文書偽造等に問われないように、どこに行っても嘘をつくことはなかった。

 

そのように気をつけていても、一度だけ嵌まったことがある。それは交通違反だった。自分の前に時速20キロくらいで走る車を用意し、小さな渋滞を作り出す。公安が用意した車はその遅く走っている車1台とその後ろにある1台くらいかもしれないが、その時は立て続けに自分の前の3台の車が遅い車を追い越していった。そして、自分の番が来て、自分も追い抜かそうとして対抗車線に入った瞬間にサイレンを鳴らされた。

 

確かに、そこは追い越し禁止のラインが引かれてあるところであり、状況がどのようなものであっても自分が悪いので反省するしかないが、警察は昔からこのような工作を繰り返している。ただし、低速で走っている車が警察の指示によるものであれば、それはおとり捜査になり、違法捜査になる。それを証明するのは難しいが、少なくとも、自分もルールを守る必要があるが、警察もルールを守る必要がある。

 

このときは満面の笑みを浮かべながら説教をする警官に対して頭を垂れていたが、結局、自分の失敗と嫌がらせ以上のことは起きなかった。ただし、これ以降、どんな些細な違法行為にも気をつけるようになった。

 

 

ご一緒に、ご覧ください。

http://ameblo.jp/multifractal/entry-12170644654.html