「上は捕まえるつもりだったらしい」。それは、2012年後半に某焼鳥屋さんで食事をしていた時の話である。

 

 実際には、この話は1時間以上続いており、この言葉はあくまでも象徴的な発言であって、話の趣旨としては、警察上層部はえん罪でも何でも良いから、自分を抑えるつもりだったらしい。その上層部とは、少なくとも、2012年時点の警察庁の多くの幹部を指している。

 

 ここで幾つか付け加える必要があって、1つは、彼らとは直接的に会話していない。ただし、捕まえるという話をしていることもあるが、彼らは警官である。スパイのアセットはこちらに近づき話しかけてくることもあるが、警官は直接的に話し掛けてこない。話ができるのは制服を着ている警官だけである。

 

 こうすることで、彼らはそこで行われた会話をしていないと責任逃れできる。自分は慣れているので特に何とも思わないが、えん罪でも何でも良いから捕まえるというのは純粋な脅迫であり、犯罪を構成する。そして、この点において警察は間違っており、実際には形式的な要件を満たさなければ法的な問題にならないのではない。

 

実質的に他者に対して脅迫を行うと、形式如何に関わらず、法的な問題は発生する。この時の店の中にはその2人と自分の3人しか客がいなかったので、その証言をできるのは店主だけになる。ただし、彼が警察に刃向かう証言をできるとは思えないので、この立証は難しいだろう。

 

 そして、ここにも問題がある。立証が難しいことは事実が存在しないことではない。本来的には、警官が違法捜査を行ったのであれば、その報告義務が存在する。そこにいたのはその県警に属している警官と、その県警出身の準キャリアのようだった。つまり、少し努力すれば、1人は特定できる。2人とも言わされた会話をしていたのだと思うが、あまりにも話している内容が国家主義的で差別的で、本人ですら絶句していた。

 

 いずれにせよ、上は捕まえるつもりだったらしい。この時点では、背景にどこまで深い理由があるかは理解していなかったが、少なくとも、警察が他国の諜報機関の拷問に荷担し、自らも拷問を率先して行ったことを隠す必要はあった。また、ここまでに数多くの違法捜査を行っており、自分が普通に存在すること自体が負担になっているはずだった。

 

 それ故に、彼らは自分を捕まえたかったはずである。また、捕まえるという点に関して、自分がいつも、捕まえたければ捕まえれば良いと盗聴器に向かって吠えていたこととも関連している。自分は犯罪をしていないし、どんなえん罪を提示されても全て認めない。だから、調書にもサインしないが、その結果として、裁判を続けている間は、彼らは自分を拘束できる。

 

 彼らもそれを十分理解していたが、一般的には長期勾留が恐れて、えん罪に落ちる人たちがいる。この点は広く理解される必要があるが、警察はいつもそうやって脅して、調書にサインをさせてきた。調書にサインをすると罪を認めたことになり、保釈もされ易くなるが、そうでなければ、証拠隠滅や逃亡の恐れがあるとなり、裁判が終わるまで拘束されることになる。この問題が明らかになりつつあるため、状況は変りつつあるが、それでも依然として、この方法で無罪の人が犯罪者になる場合がある。

 

 この時点までに1年以上拷問を続け、1年以上違法捜査を続け、それを隠すためには自分を確保するしかなかったが、そうすると、裁判の過程で全てが公になってしまうため、警察はそれも耐えられなかった。だからこそ、「捕まえるつもりだったらしい」となる。

 

 しかし、これには別の意味もある。半分は依然として警察が自分を狙っているという脅しであるものの、残りは警察も事実がなければ捕まえないという意思を示すことで、自らをグッドコップの立場に置こうとしている。実際には、彼らの精神的な揺さぶりが機能しなかったため、逆に、ここから更に拷問も工作も酷くなる。

 

 そして、もう1つ重要なことがあり、それは警察が裁量逮捕を行っていたという事実である。この発言が存在するのは、過去においてそのようなことを警察が行ってきたからである。そして、それは警察の上層部では何の問題にもならず議論されている内容である。彼らはどれほど間違った方法で警察行政を行っているかすら分かっていない。

 

 

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