県警本部に直談判に行ったものの、その日は休日であり、本部長はいないということであった。そして、自分は彼に会うことはできず、拷問も止められず、違法行為も止められなかった。

 

しかし、実は、本部長はそこにいた。

 

30分ほど何とかミーティングを設定しようと頑張っていると、制服を着た警官が1人建物に入ってきた。それは丁度その交渉の終わり際だったが、急に受付にいた警官の態度が変わった。それで誰か偉い人が来たのは分かったが、それが誰かは分からなかった。

 

かなり後になって、当時の本部長の顔写真を確かめると、そこにいたのは本部長本人であった。つまり、自分が盗聴器に向けて宣言したように、この日に県警本部に来ることを知っており、それが拷問を止めるように求める直談判であり、本部長本人と直接交渉しようとしていたことを知っていた。

 

それにも関わらず、直接的に交渉するのは避け、後ろから状況を観察していた。警察はこの工作がこんなに長引くとは思っておらず、どこかの段階で自分が落ちるか死ぬかのどちらかになると思っていたのだろう。そのために、警察官僚は自らの関与を示すようなことを所々で行ってしまっていた。

 

この本部長は3月に赴任している。それは自分が日本に帰国するのを決めてからである。つまり、警察は最終的に自分が実家に帰ると考えており、そのオペレーションをするために、彼を県警本部長のポジションに送り込んでいた。

 

この実家に帰ると考えておりという中にはいろいろな意味があり、それは東京での工作がうまく行かなければ、実家に送り返して違法工作を続けるという意味でもあり、またマニピュレーションをすることによって、そもそも実家に帰らせる算段になっていたのかもしれない。そのマニピュレーションには電波操作も含まれている。

 

いずれにせよ、彼は自分に対する工作を指揮するために送られた。ただし、彼が当初の時点でどのようなことまで知っていたかは分からない。また、彼がどこまでの工作を担当していたかも分からず、裏工作は指揮していたはずであるが、電波工作まで担当していたかどうかは分からない。

 

とは言え、彼をこのポジションに送り込んだ人たちは全てを理解していた警察官僚である。彼がこのポジションに送り込まれた3月時点では、自分は香港で拷問を受けている最中である。つまり、何があるのかを分かった上で、その延長線上の工作のために彼は送り込まれている。また、その工作の過程で自分は何度か暗殺されそうになっており、それら全てが諜報機関の連携によるオペレーションを理解していた人たちがこの決定の背後にいた。

 

 彼はこの工作を継続するために、その指揮官として県警本部長に送り込まれた。そして、実際には自分が実家に戻る前から、違法行為を行い工作の準備を行っている。自分がまだ分からないのは、彼がこれらのことをどこまで事前に理解していたかと、どこまでの裏工作に関わったかである。

 

 

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