拷問を受けている間も、その前も家の前の道はずっと工事をしていた。いつから始まったかは覚えていないが、2011年の途中から始まっており、実際の工作活動が強化される前から始まっていたはずである。

 

 道路工事なので、これが一連の工作とは考え難いと思うかもしれないが、一般的に香港の道路工事はそれほど時間が掛からないのに対して、この道路工事は1年以上やっていた。上から工事しているのが見えるが、長さ50メートルくらいの距離の工事を1年間やり続けた。

 

 工事の音はもちろん工作が始まる前から気になっていたが、工事なのでそれほど気にしなかった。もしかしすると、工事自体は本当にスケジュール通り行われたもので、それが途中からオペレーションの一部へと変化していったのかもしれない。

 

いずれにせよ、この工事が途中から精神的に効いてくる。二酸化炭素の件以降、ずっと窓を開けっ放しで生活しているため、月曜日から土曜日までの日中はそのドリルの音が聞こえ続ける。それは工事ではあるが、ずっとドリルの音がする。距離が50メートルの工事なので、そんなにドリルするところはあるはずがないが、日中はずっとドリルが響き続ける。

 

さすがに夜になると工事は終わるが、自分の生活は確実に夜に寝られるということでもなかったので、夜に寝られずに昼にドリルを受け続けると、確実に体力を失っていった。

 

こういうやり方が一般的な諜報機関の方法論だと思う。基本的に、それは工事であり、普通の人にとってはそれ以上に意味を持たない。それが1年近く続いたとしても長い工事ということであって、実際にその被害を受けていない限りは分からない。ただし、他の被害も同時に受けていると、それも工作の一部であるように感じ、たとえその認識が被害妄想であったとしても確実に精神をやられていく。

 

また、このやり方をすると、夜に工作を行うチームと昼のチームを完全に分けられるので、彼らのオペレーションもやり易くなる。そして、ノイズを出し続けることで睡眠を奪い、精神を破壊していく。結局、自分がいなくなるまで、彼らは永遠と何もない工事を続けた。

 

 

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