15 「拷問」拷問延長

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自分は何の犯罪もしていなかったため、いずれこのような状態は終わるだろうと思っていた。そのような楽観があったのは自分の置かれている状況をしっかりと理解していなかったせいでもあるが、何もない以上、大阪府警も大阪地検特捜部も不思議な犯罪の追求を止めるだろうと思っていた。

 

彼らの工作が失敗し、自分が犯罪者に落ちなかった時点で、彼らは捜査を続ける必然性を全く失っていた。それにも拘わらず、彼らが捜査を主張する限りにおいて中国の諜報機関の拷問が続き、それを日本の司法機関が了解する状態が続いていると思っていた。そのため、いずれかの段階で日本の司法が中国への要請を止めれば、自分は解放されるだろうと考えていた。

 

実際には日本の司法機関も拷問に荷担しており、自分のナイーブな認識は根本的に間違っていた。結局のところ、中国の諜報機関はあからさまに拷問を行うことで人民の抑圧を行っており、日本の警察は分からないように拷問を行うことで、国民の自由を奪っていた。そこには本質的な差はなく、どう見えるかの差だけが存在する。いずれにせよ、工作が失敗した以上、自分を殺すか、えん罪に落とすかしか選択肢がなくなっており、えん罪に落とすためには新たな工作を行う必要があった。

 

その新たな工作は年末に始まった。最初は何のことか分からなかったが、そこで起こった事象により、自分はある大掛かりなテロ事件の関係者にされた。何が起こったかはいずれ話すが、この2011年の大晦日から2012年の年始にかけて、自分に対する捜査に警視庁と東京地検特捜部が加わることになった。

 

ただし、実際には、これは公安の工作の延長線上にある。10月から12月までかけた工作に失敗し、自分を犯罪者に落とせず、その後の暗殺工作も拷問もうまく行かなかったために、彼らは違うえん罪を作ろうとした。この次の工作が最初から仕組まれていたのか、それとも必要に応じて立案されたのかを考えてみたが、時期が2-3週間空いているので、プランBとして用意されていたが、その間に作戦の立案と実行許可を貰った可能性が高い。

 

 いずれにせよ、その次の工作によって、捜査の主体が大阪府警から警視庁へと変った。そして、その結果として、東京地検特捜部も捜査に加わることになる。それもこの案件自体を東京で起こし、より彼らのコントロールが効く範囲の司法機関が加われるように演出した結果であった。

 

そのような変化があったものの、その捜査はすぐ終わると思っていた。自分はその組織に何の関わりもなく、調べればすぐにでも分かることだと思っていた。実際にはそこから数日間言いがかりのようなことをいろいろ言われたが、結局、検察内部に証人がいたため、その事実を知った検察はすぐに自分に対する捜査を打ち切り、警察は自分を関係者に仕立てようとする工作を止め、今度はその案件に公安が関わっていなかったと示すような工作に変化した。

 

 この件は2週間も掛からず落ち着くことになったが、一方で、警察はまだまだ止める気がないことも良く分かった。そして、問題は自分の状況にあった。何週間も家に籠もっていたが、食糧も残り少なくなってきており、ずっと拷問に耐えるには体力的に限界になってきていた。

 

 そんなときに、料理中に手を切った。スライサーを使っていたが、2本の指が爪の一部ごと欠けた。しかし、病院に行けるはずもなく、血だらけになりながら止血をすると、指は先からなくなっていた。自分でできることは限られていたが、破傷風だけは避けたかったので、それから数日間、何時間おきでテープと消毒剤を頻繁に換え続けた。

 

これがどうして起こったのかは今でも分からず、長期間の拷問の結果として集中力を失って起こったのか、あるいは、電波によってコントロールされていたのかしれない。実際のところ、指が欠ける直前に、このまま続ければ怪我をすると思った記憶がある。

 

それはともかく、1つだけ生活に変化があり、その日から外に出ることになった。それは家で食事を作れなくなったからであった。かなり久しぶりに外を歩いたが、襲われる恐怖はあまり感じなかった。それ以上に、ちょっと歩いた時点で包帯が真っ赤に染まり、血が垂れ、実際に痛みが強く残っていたために、恐怖をあまり感じないでいた。そして、実際に殺されることはなく、監視はされるものの身の危険を感じることもなく、その日を境に少しずつ外に出られるようになり、その度に殺されるという恐怖感が落ち着いていった。

 

怪我をした結果として仕方がなく外に出ることになったが、その結果として精神的にも落ち着いてきた。とは言え、未来は明るくなく、拷問は以前と変わらないまま続いていた。

 

 

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