諜報機関が工作を外部化しサブコントラクトするのは日本国内だけの現象ではない。直接の職員ではない人たちに工作をさせれば、直接に違法行為をしなくて済むため、安易にコントラクトは増えている。

 

アメリカの諜報機関がアメリカで活動を行う場合、テロ組織を含めて犯罪組織の中にいるスパイはアンダーカバーエージェントかアセットであり、彼らが諜報機関の意向を受けて、犯罪行為を代行する場合がある。

 

それ以外に、協力者と呼ぶべきコントラクターが存在し、彼らは工作活動を引き受ける。ただし、彼らの工作活動の中には犯罪行為もあり、それらに対しても諜報機関から報酬を受けるか免責を受けている。このような協力者の場合、基本的には諜報機関の指揮命令系統の中にある。それがコントラクトという関係であっても、命令の流れは確定している。

 

しかし、ここで問題が起こる。CIAはアメリカ国内で工作活動を禁止されているが、コントラクターを使えば、その違法性がすり抜けられるかもしれない。指揮命令系統はCIAにあるが、実際には活動するのはCIAではなく、その指揮命令系統が証明できなければ、CIAが問題活動をしているとは立証できない。

 

ただし、CIAの違法性が証明し難くなったとしても、そもそも工作自体が違法な場合が十分にある。それは殺人を含むような工作活動である場合は明らかである。そのような場合においても、コントラクターを使えば、CIAへの関連性が低下するため、安易に業者を使うようになる。そして、その業者の活動に対して免責を与えれば、例えそれが殺人であっても、表面上は何の犯罪もなかったことになる。

 

ここに更に2つの問題がある。1つはCIAが直接的・間接的に工作活動を行い、アメリカの政治や社会や多くの人の人生にネガティブな影響を与えていることである。そして、その活動には電波が利用されており、その影響がより表面化し難いものになっている。

 

電波技術はアメリカで最も進んでおり、その技術による工作がアメリカ国外だけで行われていると思うのは、あまりにも諜報機関を信用し過ぎている。日本で起こっているのと同様の工作はアメリカでも起こっている。

 

そして、ここにもう1つの問題がある。CIAを含む諜報機関はアメリカ国内においてコントラクターを利用しており、それは電波工作においても変わらない。彼らはCIAの指揮命令系統の中にあるが、彼らは独自でも電波による工作を行う。どれだけのコントラクターが電波操作の能力を持っているかは分からないが、日本にいるように、アメリカにもその能力を持った業者は存在する。

 

 そして、彼らの行動は全てが諜報機関の指揮命令系統に中にあることはない。つまり、独自に電波工作を行っている。CIAが電波工作を行えば正しい工作だというのは間違った認識であるが、諜報機関のコントラクターの電波工作にはもっと一般的な市民がターゲットになるようなものも多数ある。

 

そのような工作を行い、それが表面化しそうになっても、彼らがコントラクターである以上、免責される可能性がかなりある。つまり、犯罪があっても表に出ることがなく、状況は水面下でどんどん悪化し、多くの人が電波工作の結果として人生が狂うだけでなく、死んでいる。

 

ご一緒に、是非

http://ameblo.jp/multifractal/entry-12154510711.html

http://ameblo.jp/multifractal/entry-12154283003.html