体の疲れは体全体で感じるが、それでもその疲れ自体は脳で認識されている。脳が感覚を感じられない状態にあれば、体の疲れがどれだけあっても認識されない。例えば、アドレナリンが過剰に分泌している際には痛みの認識が低下しているが、それは疲れにも当てはまり、気が張っている状態であれば実際に疲れが溜まっていても、それを認識しない。

 

その疲れは、逆に、脳だけでも引き起こせる。例えば、睡眠不足の際に疲れが溜まると、それは肉体的な代謝の問題でもあるが、脳が十分に休息を取れないだけでも人は疲れを感じる。この2つの疲れに実質的に差があったとしても、脳は同じような感覚で疲れを感じる。

 

その疲れは電波操作によって再現できる。場所的には頭頂からおでこにかけての大脳皮質で、電波による操作によってそこに痛みを感じたり、そこが重く感じたりする。実際に微妙な痛みを同時に感じるので、それは血管にも微妙に作用しているが、血流が若干増えている結果かもしれない。

 

あるいは、重く感じているので、血管が圧迫されているからかもしれない。実際に、感覚的には痛いというよりは重い。それでも、やはり血管に何らかの刺激が与えられている結果であることに変わりはない。

 

この影響を受けている場所は運動野かそれに近接している場所である。そこが周波数によって影響を受けている。それはその場所だけに電波が当てられた結果ではないが、ある周波数パターンを受けることによって運動野だけ影響が現われ、脳だけでなく体全体で疲れているように感じる。その状況下に陥ると疲れだけでなく、やる気も同時に減退する。

 

通常時であれば、疲れに対しては休むのが適切である。睡眠を摂るか、それが出来なかったとしても体を休ませれば、疲れはいずれ取れる。しかし、それが電波による刺激の場合、休んだところで疲れから体が回復しない。

 

実際に、電波操作ではなく身体の問題でもなく、脳内の問題として長期的に倦怠感を感じている場合がある。その場合も、おそらく運動野に近接する場所で倦怠感を感じており、その疲れも休息では大幅には改善しない。身体的にも脳的にも重い感覚を抱いており、何も出来ない状態であるため、症状としてはうつと診断されるだろう。

 

しかし、実質的にネガティブな感情の延長線上としてのうつと倦怠感は異なる感情である。倦怠感が続いた結果としてうつになることはあるが、倦怠感はそれ自体独立した単線的な感覚であり、その現象は運動野で起こっている。一方で、うつはもっと複雑な思考や感情が組み合わさったものであり、単線的な感情だけではない。

 

最終的にうつに陥ったとしてもそのスタートの感覚は倦怠感であり、その結果として何も出来なくなることはあるが、それはネガティブな感情を抱いたために何も出来なくなった状態とは異なる。実際に電波によって倦怠感が強まったのではなく、運動野に問題が生じて慢性的な倦怠感を感じている場合は、そこに何らかの障害が起こっていると考えた方が良い。

 

この単線的な倦怠感はおそらく複雑な周波数パターンを持っていない。もしかすると周波数パターンですらなく、ある周波数かもしれない。それは単純な電波操作で生み出せる可能性が高いが、結果として頭が重くなるだけでなく、体全体に疲れを感じる。

 

その疲れは休息しても治らない。気持ちの持ちようで何とかならないこともないが、そのためには違う化学物質を発生させて疲れを忘れさせるしかない。ただし、それは自然には起こらず、もっと別の物理的な方法で対処しなければ、倦怠感が続くだけで人は何もできなくなる。そして、その倦怠感は電波によって長時間持続的に生み出される。

 

ご一緒に、是非

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