ここまで書いてきた通り、電波は脳や体に影響を及ぼせるが、問題は実際にどこまでの影響を与えられるかである。

 

まず、これらの電波工作を日本で実際に行っているのは公安や海外の諜報機関である。最も技術的に進んでいるのはCIAであり、彼らが多くのオペレーションの中心であることは間違いないが、それ以外の諜報機関もある程度までの能力はあると考えた方が良い。

 

日本により影響を及ぼしたい国は基本的に日本の周辺国であり、その中には北朝鮮の諜報機関も含まれる。つまり、彼らも日本で電波工作を行っている可能性がある。ただし、北朝鮮にしても、CIAにしても、実際には彼らのアセットが電波工作を実際に行っている可能性が高い。それは公安のアセットである左翼過激派にも当てはまる。つまり、公安も含めたインテリジェンスサークル全体として、この電波操作を行っている。そして、その中で電波工作の対象者が選定される。

 

この電波操作の中で最も単純であるものの、とても危険で厄介なのは頭痛である。それは普通の頭痛であり、自然に発生するものと区別はつかない。

 

その頭痛の痛みは動けなくなるほどのものから、普通の生活に支障を来す程度の軽い痛みまである。ただし、軽い痛みでも、電波工作の場合は十分に問題がある。一般的には、軽い頭痛であれば休息を取りその後に痛みから回復するはずである。一方で電波による痛みを同じように捉えて休息を取っても、その後に痛みから回復しない。それは痛みの原因が脳の外部に存在するからである。そして、その原因不明の頭痛状態が続くと、普通に生活を送れなくなる場合もある。

 

電波による頭痛は種類を問わず、今でもずっと続いているが、偏頭痛は一度も経験していない。もしかすると、電波ではそれを起こせないのかもしれない。あるいは、まだ偏頭痛の状態の脳波をクラッキングできていないだけかもしれない。いずれにせよ、信じられないくらいの時間、電波による頭痛の被害を受けていて片頭痛にならないので、電波ではそれを起こせない可能性が高い。

 

基本的に、電波による頭痛は全体が痛む。重い痛みが頭全体に感じられるが、それは痛みが重いという意味ではなく、全体的に頭が重くなるという状態である。もちろん、それが強くなることもある。

 

一方で、局所的な痛みも起こせる。その場合は重いと言うよりも局所的に突き刺されたような痛みを感じる。つまり、局所的ではあるが偏頭痛的な痛みではない。これらの頭痛はどのようなメカニズムで起こされているかはまだ解明できていない。

 

そもそも、脳は痛みを感じない。脳には痛みを感じる神経が走っていないため、それを感じようがない。実際には脳内にある血管で痛みを感じるのが通常であり、それはそこに神経が通っているからである。つまり、電波によって頭が痛むのは、電波による脳内の変化が直接的に血管に痛みを与えているか、血流の変化が脳に影響を与えているかになる。最もあり得るのは電波によってストレスが与えられ、その結果として血栓的なものが生じ、それが血流を阻害するために痛みを感じることである。

 

それがひどくなると脳梗塞になる。あるいは、それがイレギュラーに歪むと脳溢血になるかもしれない。それらは全て延長線上にあり、脳腫瘍の一部も延長線上にある。結局、結果を左右するのは血管の強さと、外部電波と脳波の同期の度合いになる。そこに個人差の余地があり、ひどい頭痛で済む人もいれば、死んでしまう人もいる。