17 無線による影響

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ここまでの議論は電波という前提で、体に電極を繋ぐ有線のイメージで進め来たが、実際には同様の効果は無線によっても生み出せる。

 

有線と無線の最も大きな違いはどうやって無線電波を出すかにある。無線電波が有線と同じように出せれば、有線で起こる現象は無線でも起こる。頭に電極が着いている状態であっても、それは頭蓋骨の外側であり、着けていると言っても距離がゼロではない。

 

常に、物と物の間には空間が存在し、結局どれくらい近ければ電波が流れるかという問題になる。電極と頭の距離が0.01ミリになったとしても電波は流れると思うが、それが0.5ミリになると差はあるかもしれない。そうやって遠ざけていくと、どこかの段階から有線での電波の影響はなくなる。

 

更に距離を離して電波による影響を与えるためには、無線電波を飛ばす必要がある。ここで議論しているのは電気的刺激ではあるものの、パルスではなく一定の周波数についてである。そのため、どのような周波数を無線で出すかが重要になる。

 

脳波の周波数は超長波である。例えば、アルファ波は10ヘルツ前後の波である。これは1秒間に10回振幅する電波を意味している。携帯の通信で使われる2GHZの周波数帯は2ギガヘルツの波であり、1秒間に20億回振幅する。電波と一概に言っても、そこには大きな差がある。同じく携帯の800Mは800メガヘルツで、1秒間に8億回振幅する。ラジオの周波数は1000キロヘルツくらいだが、それでも1秒間に100万回振幅する。

 

脳波はアルファ波だけでなく、ベータ波はそれよりも高い脳波の波長であり、ほぼ2桁ヘルツ台である。一方で、アルファ波よりも低い周波数帯があり、デルタ波は1-3ヘルツ、シータ波は4-7ヘルツである。これらのアルファ、ベータ、デルタ、シータは脳の状況に応じて、脳が発している周波数帯である。

 

無線の電波としてこれらの周波数を出すのは大変である。それはアンテナ長が長くなるからであるが、その問題さえ乗り越えれば無線電波は出せる。実際は超長波の周波数を出すよりも、電波の指向性が問題になるかもしれない。

 

超長波の振幅は大きいため、その電波に指向性を持たせるのは難しい。指向性の低い電波はより広範囲に拡がり、指向性が高ければ特定の範囲に電波を届けられる。超長波をそのまま発すると指向性は極端に低いが、その電波はトンネル深くでも届くことになり、それは実際の自分の経験と合致する。

 

 このように超長波を使えば、ある程度の障害物まで乗り越えて電波を送れるが、一方で、指向性が低ければ、一定の範囲にいる人はほぼ同じような電波の影響を受けているはずである。

 

 特定の対象だけに電波の影響を与えるためには、もっと高い周波数を使い、電波の特性自体から指向性を上げる方が良いが、それではそのまま脳に影響を与えられない可能性がある。少なくとも、同期化という現象が使えないため、電波による影響は痛み等の制限の掛かった影響のみになる。これを乗り越えるために、代替の周波数を見つけ、同様の影響を及ぼせるより高い周波数帯を探す必要がある。しかし、実際に起こっているのは同期化であり、代替の周波数は解としてあり得るが、実際には超長波がより使われている。

 

ただし、指向性が低くても、脳波の個人差が大きければ影響は指向的になる。どこまで汎用的に無線電波で影響を与えられるかは分からないが、電波の影響はかなり特定的に現れている。また、それは電波に対する感応度の個人差の結果かも知れない。いずれにせよ、超長波がそのまま使われている。

 

一方で、違う電波も同時に利用している可能性がある。脳波の周波数帯ではなく、イオンの周波数を利用している可能性もある。イオンの共振の周波数は1000ヘルツほどである。それはイオンが外的に影響を受けて、振動する周波数帯である。電子レンジをイメージすれば良いが、電子レンジは電磁波を当て、その物体を振動させ、その結果として物体を温める。電子レンジもイオン共振と同じ仕組みであるが、周波数は2.45GHZであり、違う周波数になる。

 

次に問題になるのは、脳ではなく内臓に影響を及ぼす周波数帯である。実証的に影響が証明されているのはベータ波であるが、違う周波数帯を使える可能性もある。どのような周波数帯を使っているかは分からないが、胃と腸と心臓の痛みが同時に発生しないこともあるので、それぞれの内臓がユニークな周波数に反応している。そうなると、それぞれの内臓に対応するベータ波が存在するというのが答えかもしれない。

 

 ただし、それだと指向性の問題が起こり、周りにいる人間は同じ影響を受ける。その際、影響差が生み出されるのは周波数の個人差と体の強弱だけになる。直進性を上げるためにはもっと高い周波数が必要であり、例えば、分子の共振の22Gヘルツはより指向性を持つ周波数である。しかし、この高さの周波数になると直進性は高いが、すぐに減衰する。また、直進する結果として壁を越え難くなる

 

 その結果として言えることは、通常は超長波をそのまま使っており、周波数の個人差は想像以上に大きいということになる。個人差が高ければ、電波の指向性がある程度低くても、効果は指向的になる。

 

個人差のイメージはそれぞれの内蔵が違う周波数を利用していることを考えれば良い。もし心臓の出す周波数と腸の出す周波数が同じであれば、心臓と腸が誤作動する。だから、心臓と腸はその活動を行う際に違う周波数を持っているはずであり、だからこそ、異なった電波帯で別々に影響を及ぼせる。それと同じように、人はそれぞれ自らの体が活動する際に、微妙に異なった周波数帯を発している。

 

問題はどれくらい個人差があるかである。個人差が存在するのはDNAに書かれた細胞の情報による結果ではなく、成長の過程において、発する周波数が微妙に異なったという意味である。あるいは、純粋な化学的現象のみが周波数を決めているのではなく、細胞の存在の仕方や大きさや、そのようなあり方によって周波数のレベルが左右されているという意味である。

 

また、個人差がどのオーダーで変化するかも問題の対象となる。例えば、それが50ヘルツと60ヘルツのような明らかな差であれば、個人差は大きな意味を持つ。一方で、50.5ヘルツと50.6ヘルツのように小数点のかなり小さなところに差異があったとしても、その周波数差が有意に影響を変化させれば、やはり個人差は大きな意味を持つ。

 

単純な周波数の問題ではなく、周波数の変動を含むパターンが個人的である場合、個人差はかけ算的に大きくなる。個人差が大きくなると、その人だけに特定的に影響を及ぼせるものの、その人の周波数パターン情報を集める必要があり、影響を及ぼせるまでにそれなりの時間が必要になる。

 

あるいは、一定の周波数パターンの類型があり、それを解読する中で電波による影響を与えられるかもしれない。実際のところ、自分は被害を受けている側であり、装置を持って犯罪を行っている側ではないので、その仕組みがどのようになっているかは正確には分からない。ただ、今まで述べたどこかに答えがある。そして、その答えを知っている人たちが実際に存在し、その答えを知らなくても、装置を使って犯罪を行っている人たちもいる。

 

内臓に対する影響ではなく、脳波への影響だけを対象にすると、ベータ波が中心的に利用されているにせよ、それよりも低い周波数帯も利用されており、指向性はもっと低下する。一方で、脳の活動はより複雑に電波を出しており、個人差はもっと大きいだろう。そうなると、脳波をクラックするのは容易ではない可能性がある。

 

また、電波の感受性は人によって異なるかもしれない。同じ電圧の電波を受けたとしても、全く同じように反応するとは限らない。実際、電波の影響には明らかな影響から、小さな影響まで存在する。両方ともそれぞれに影響を与えられるが、その効果には差がある。

 

自分の経験からすると、完全に同じ電波の影響を受けて、目の前の人が同じ言動をするのを見たのは3回しかない。それが意味するのは脳の活動のユニークさには限度があるということだが、逆に言うと、多くの人は全く影響を受けているようには見えない。その影響が出ていないのが個人差の結果か、電波に対する感応度の差かは決し難い。

 

例えば、電子レンジをイメージすれば良いが、電子レンジは明らかに分子を動かしているので、あの電波と電圧は物に影響を与えている。人間が入れるような大きさの電子レンジがあって、実際にその中に入って電波を受けると、人間にも大きな影響が出る。高温になるまで放置すれば、確実に死ぬだろう。あの電波は外にも漏れているが、外に出る影響は限られており、WIFIの通信を阻害する程度である。ただし、もっと電力を強化すると、間違いなく外にももっと影響が出る。

 

それを長距離でやるためにはかなりの電力が必要となり、それこそ簡単ではない。そうなると、そのような電波を発生させるよりも、同期化する周波数を探し出し、それを人に当てる方が効率的である。その場合の電力消費量は極端に小さくなる。その結果として、電波の影響には個人差が生じる。それは人間の発する周波数に個人差があり、その周波数に同期化するということが個人的だという意味でもあるが、同時に電波の感応度には個人差があると言う意味でもある。

 

そして、いずれにせよ、無線でも有線と同じように電波は人体に影響を与える。それは事実である。問題は電波がどのような影響を与えるかと、無線電波による工作技術はどこまで進化したかである。それらは秘密指定されているために、表には出てこない。表に出て来ないからそれが存在しないのではなく、表に出ないからこそ危ないという技術も世の中にはある。