暑くなりました。急に暑くなりました。

 

暑くなったといって毛皮を脱ぐことができないゴールデンレトリバーの愛犬クッキーも参っております。

 

そんな暑い日でも早朝の涼しさはまだしっかり残っていて、考えたり書いたりするのはこの時間帯に限ります。

 

ということで、今朝も何気なく考えていました。

 

何を考えてたのかというと

 

知識って何だろう?

 

ということ。

 

ま、ワシにとっての知識とは? という事なんですけど、ちょっと参考になるかと思いまして、ブログにアップします。

 

生産的であるため、創造的であるためには、知識の蓄積が必要なんですが、

 

ワシ、たくさんの人がちょっと勘違いしてるんじゃないかと思うのは、何をいつ吸収せんといけないかと言うことについてなんですよ。

 

知識には2種類あると思うんです。

 

ひとつはタイムリーで新しい情報という知識。時事問題、最新の理論。ま、今だからこそ価値があって、すぐに陳腐化するものもたくさんあるというもの。

 

もうひとつは蓄えておくことができる知識。陳腐化しにくくて価値を長期間発揮し続ける知識。

 

ずっと昔に、フローとストックの経済学、なんていう内容の本が流行りましたけど、ま、言ってみれば、知識にはフローとストックがある、という話でしょうね。ひとつめがフローの知識で、ふたつめがストックの知識。

 

で、ここで勘違いがあると思うのは、本当に多くの人が、

 

知識を吸収すること、イコール、フローの知識をどんどん得ること、だと思ってるんじゃないかということ。

 

すぐに役立つ知識、直近の話題、はやりの意見。それらを一所懸命に身につけることが、知識を蓄えることだと思っている。

 

違うと思うんよね。

 

知識で大切なのは、ストックの知識だと、ワシは思う。

 

ストックの知識って、たぶん10代から30代くらいにかけて、人生の比較的早い段階で、読書、学習、経験などからちょっとづつ蓄積されたものが、そこから長年の間に、自分の中で消化され、吸収され、それが血となり肉となったものなんだと思う。(あ、40代でもできるけど50代だと無理じゃろーね。)

 

これがなくって、手っ取り早く使える知識、つまりフローの知識ばかりを吸収しても、それって誰でも知ってる知識だから自分の差別化は図れないし、それを中心に考えたり話したり書いたりしても、薄っぺらいんだよね。

 

要は、ストックの知識を何十年もかけていかに築いていくかが、創造のためにはとても重要だと言うこと。

 

ストックの知識ができあがるのって、まるで黒酢が瓶の中で長い年月をかけて熟成していくようなイメージがあるよね。

 

 

こんな知識をどんだけ持っとるか。これなんよね。オーラとか話の厚みを生じさせる源は。

 

朝から黒酢もどうかと思うけど、ま、何かの参考にしてね。

 

じゃ、また!

 

 

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