昨日は私が歯医者で疲れているところに、エルメス氏20.30到着。
家の前のドアでちょこんと座るエルメス。猫と一緒に私の帰りを待っていた。
歯医者には6人ほどの患者がいて、結構大変な仕事。
それの内容を誰にも言わず、たんたんとこなす自分。
まぁ、エルメスにぐちを吐くこともできず。
なんせ仕事内容はスキャニング の調整であったり、ドクターがトラブルの時に、私が解決策を出す、
という流れになっているから。
毎日いろいろな問題がながれてきて、それを脳味噌フル回転で解決していく、という方法になる。
とりあえず、エルメスには自分の演奏を聞いてもらい(あさって、ウィーンから教授が来て、レッスンを受講することになっている)
ピザをしっかり温めてもらったり、モッツァレラを用意してもらったり。
誰かに夕食をじゅんびしてもらうのが大好き。
近くにFamilaというスーパーがあって。
そこで、いつもさやえんどうの缶詰を買ってきてもらうのが、私たちの4年間の習慣だ。
で、とっとと寝室にあがって、私はエルメスのボディー改造に取り組む。
何気に、エルメスは筋トレマニアで、出会った時から、必死に筋トレ、ランニング、ボディメイキングに取り組んでいる。
私は、それが自分のために行われていることを知っているのだが、
なかなか恥ずかしくて直視することができない。
何度、奴の愛情を受け入れられずに跳ね除けてきただろう。
今夜も、渾身のハグ攻撃を受けたのだが、その時に、どう反応すれば良いかわからず。
ちゃんと、いつか言葉にして伝えられたら良いとは思うのだが。
朝も、Zeppolaというドーナッツをいただいて食べて、今に至るのだが、
エネルギーが違うというか。
めちゃめちゃ力出る。
そういうことを、ちゃんと本人に伝えて還元しなくてはいけないことは、わかっている。
しかし、こっちも、人生でいろいろなことが起こりすぎて、
いわゆる「幸せパニック」という現象だろうか。
幸せになれていないが故に、「幸せになってはいけない」というホルモン?が放出されて、、
「このままじゃダメだ!人生が幸せなんておかしすぎる!私にはばかな両親(ごめんよ)と不幸せな過去があって、常に将来の不安で苦しまなくてはいけないし、現在はそれが原因でパニックでいないとだめなんだ!」
という悪魔ボイスが聴こえるまでになってくる。
夜中も、実は例のパニック症状が出た。
しかし、強い意志で、それを抑えることができた。
夜中は、Busoniという音楽家や、いろいろ自分から見たフランツリストやVincenzo Vitaleなどの観点を整理しながら、
エルメスに話していたのだけれど、どれだけ彼は聞いてくれたのか。
むしろ、彼は、私が話す「物語」をすごく楽しみにしていて、
私が愛想悪く口を閉ざしたりすると、向こうも不機嫌になってしまう。
どんなことを言おうとも、向こうは、ただ黙って聞いているだけで。
そんな射手座独特の習性が、双子座にとってはすごく心地よい。
自分が喋っていることを、尊敬をもって聞いてくれてくれることが、双子座にとって何にも耐えがたい喜びになる。
双子座(私)の話を否定したり、無視されると、こちら側にとっては、ほんとうに「存在を否定される」ほどの痛みにつながっていってしまうのだ。
私がエルメスと目を合わせるたびに
「こいつ、私のことをちゃんとわかっている…只者ではない」
「あいつ、ちゃんと私のことを聞いてくれる…大切な存在だ」
という謎のテレパシーが二人の間で流れる。
で、心の交流以上に、体の相性がまた果てしなく抜群で。
4年がたった今も、一切マンネリにならず(1週間に一度はあっているのに、4年間でセックスしなかったことは一回しかないという恐ろしいモンスター達)
別居しているか、出会った頃の新鮮さは一切失われないまま、二人ともお互いに成長し続ける、という
結構良い循環が生まれてくれているのである。
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登場人物の説明です
バツイチ。
薬剤師の息子。
パリと、Pugliaというイタリアの大学で育った彼。
ありとあらゆる(おそらく500人以上)女性と寝続け、
なぜかニコレッタにたどり着いた。
息子はニコレッタの元音楽生徒。
同居人でもあるので、ニコレッタの壮絶な、公式不倫が始まる。