【2022/4/17~2022/4/23】
【麻痺手でマウス操作ができたらな、という麻痺友さん】
回復期入院中に、仲良くなった麻痺友さんとは、お会い頻度が減り、最後は軽くランチのみで、はや3か月経過しました。
退院直後は、毎週ご自宅に呼ばれては、宝塚(柚希礼音さん一択)のDVDを見せてもらっていました。
でも、段々私が忙しくなって、お伺いできなくなったのでした…
麻痺友さんは私と全く逆の後遺症の出方(右麻痺、歩行はできる)です。
- 年齢72歳:入院約4か月
- 右麻痺足は、入院時から装具・杖なし
- 底屈背屈問題なし
- 一般のおしゃれ靴が履ける
- 若干ふらついた歩行が課題
- 右手が不自由
- 入院中腕はだらんとなっていた
- 三角巾でたまに固定されていた
- もちろん腕手指は全く動かない
退院後のリハビリで、↑動画のように腕を動かせ、回転できるようになりました。
退院2か月後の動画ですが、指も少し開き、冷蔵庫を開けることができるようになったとおっしゃっていました。
その時に、「マウスを右手で持って動かせるようになりたい」とも…
私は、麻痺友さんの手を上から重ねてマウスを一緒に動かすということを試みたりしていました。
実際、私がPC講座でよくする行為なのですが、上から私の手をかぶせても手首も指先も動かないので、私が動かしているだけでした…
「まぁ左手でなんでもするように訓練してるし、そのうちできるかもね…」
と根っから明るく前向きな麻痺友さんは、笑顔でおっしゃっていました。
麻痺友さんの退院後の現在のリハビリは、通所タイプの施設で、頻度は週2です。
私と同じで、セラピスト(OT:作業療法士)に恵まれたとのこと。入院時より、上肢の施術機会が増えたとおっしゃっていました。
とにかく触ってくださるというのでしょうか、肩・腕・手先をストレッチしたり、一緒に動かしたりするリハビリだそう。
痛いし辛いけど、そのおかげでここまで来れたとおっしゃっていました。
でも、もし私が右手麻痺で同じような課題を抱えていたらどうするかな…
どんなリハビリや自主練になるのかな…と、考えていました。
それで、「片麻痺 マウスを使える リハビリ」検索していたら、良い感じのサイト(脳梗塞リハビリBOT静岡さん)を発見しました!
拝見すると、びっくりしました。そうか、そういうことだったのか。。。と
【脳梗塞リハビリBOT静岡さん】
こちらをクリック!分かりやすい図にされています ←マウス操作の記事ではなくなっていました(2024.1.22現在)
全般的な文章・内容は、難しかったけれども、すごく納得のいくものでした。
手のリハビリ(マウス操作)について、書かれていることは、
ただ手が動くようになりたいというのではなくて
具体的な目標設定が必要
確かに確かに、と思いました。
それは、麻痺友さんにおいては、
『麻痺手でマウスを使いたい』
と決まっています。ハイ、OKね。
しかし、いきなりその部分の行為をしようと思っても、段階が違うということです。
まずは、
- テーブルに手のひらをつけることができる
- 腕をテーブルにのせたまま体幹を後方に丸めることができる
- そしてあと4段階後に、やっとマウス操作ができる
というものでした。段階の内容は先ほどのサイトをクリック
マウス操作に近いこと、そして難易度が低いこと、そういった課題をまずクリアしていくことが大切なんですって!!
この情報はぜひ、麻痺友さんにお会いして伝えようと思います!
そして、
足と同じ感じ、似ているなと思ったので、弘善会セラピストのミカちゃんに話すと、
「リハビリの考え方は基本は同じ、手も段階を経て目標に近づくようなリハビリをしますよ」とにっこり。
そうだったのか、、これは手が不自由でリハビリをされている皆さんにとっては周知の事実だったのね…
また一人で熱くなりお恥ずかしい。
更にミカちゃんは、こんなもの↓で「指を開いた状態で促通します」と見せて私に着けてくれました。左右兼用、一人装着はちと難しい。。
手指の拘縮のある方に:千円ちょっとくらいでネットに販売されているとのこと。
上肢のリハビリは、最近なったブロ友さんらが記事にしてくださって、ガン見しています!
私も参考になるブログをと思い、リブログしますね!
【リハビリRebornの廣渡さん】
福島県いわき市で自費リハビリを運営されています。
いつも有益な情報だけでなく、その人となりや、リハビリ風景がわかる、ほっこり系のブログをお書きになります。
今回、握力をつけたい、というだけでなく、具体的にどのようにすればいいか・利用者さんの状況や背景を含めた記事をリブログさせていただきました!
特に、一般的な自主練をもっと効果的にしようと思ったのが↓です。
- お手玉・タオルをとられらないようにする(要パートナー)
- たらいの中に入れた沢山の大豆を混ぜる
- すもうのつっぱりをする
- 重いものを引き寄せる
詳しくは↓です。とても参考になると思います。
my(tangent)さん、川平法の動画とも、見れなくなっていました(2023/4/22現在)
【毎度登場のmy(tangent)さんのブログ】
何度も、登場させていただいている方です。
my(tangent)さんからは、リハビリは10年かかる気持ちで…といつも言われています。。
そういったアドバイスをされている記事と、あとは、有名な「川平法」のリハビリを取り上げたyoutubeも教えていただきました。
川平法は、手のリハビリをされている方はよくご存じの方が多いですが、私は本やDVDがあるということだけ知っていました。
【おまけ:上肢のリハビリ 肩甲骨】
50肩的な私の上肢のリハビリは、だいぶ終盤戦に入ってきたようです。肩甲骨や肋骨が機能してきたと。。
通所の若手PT先生に、ジムで鍛えるようなことをしていきましょう(左右差なく、より腕の力をつける)と言われました。
その前に肩甲骨がまだまだ動かないので、その練習をということで3種類の「腕立て伏せ」をしました。
一番良かったのは、一般的な膝をついてやるもの。
訪問&自費でもチェックいただき、動画に撮りました。
私の麻痺仕様の腕立て伏せは、
- 腕の力は二の次で10回で良い
- 上半身の重みを利用して、曲げる時、肩甲骨を寄せる
- 手は、前に持って行くと負荷が強くなる、力がついてからでOK
という簡単なものです。
健常の時でも腕の筋力は弱かったから腕立ては苦手でした。。が、
けれども、ただ肩甲骨を寄せる目的で実施しますと、気持ちがいい。自重肩甲骨マッサージみたいになりました!ポカポカもしてきます!
腕に力が入らない、指が曲がってしまう、という回復段階ではまだ難しいと思います。。
むしろ、健常の方にとても良いストレッチになると思いました。
私は、腕が細くなって力がつけばもっと良いのになぁと思っとるのですが…まずは『肩甲骨寄せ』からですネ!