コロナ禍、日本にも帰れず、スペインのカミーノ もできそうにないので、ル・ピュイの道を1週間ほど歩こうと計画をたてていました。
4月になって、相方が5月末までに有休を消化しないと!と言い出しました。
ルピュイ(中黒は省略)だと寒いし高低差もあるから、ヴェズレー発のサンティアゴ・デ・コンポステーラへの道にしようということに。ヴェズレーも、今の外出制限が続けば行けないけれど、家からもっと近いし、行ったことがあるから、なんとかなるのではと思っているのです。
ヴェズレーは、今年亡くなった義母と相方と私で、数年前、ひまわりが枯れた頃に訪ねました。義母は健脚だったけれど、そのころから体力が落ちはじめ、ヴェズレーから下ってSaint-Pèreの村を見て、またヴェズレーの丘を登るので精一杯でした。
ヴェズレーからの道・GR 654の本を義母が持ってて、それを見て日程を考えてたけれど、巡礼者のサイトと整合しないなあと悩んでたら、Le Pèlerinの記事を見つけました。
ヴェズレー発のサンティアゴ・デ・コンポステーラへの道は、FFRPというランドネ協会が選んだGR 654の道と、サンジャック巡礼者協会が指定する道(Voie historique de Vézelay)の2種類あるらしいです。さらに、後者は、南北のルートがあり(Nevers経由とBourges経由)、ヴェズレーからどの道を進むのか選ばないといけません。
うちらは、Voie historique de Vézelayの南の道をなんとなく選び、下記のサイトを見て、日程を考えています。
https://www.vezelay-compostelle.eu/voie-itineraires.html
サイトにある地図の上のルートをクリックするとPDFで詳細がダウンロードできます。
このPDFにも、ページの終わりに、場所ごとの宿名がリストになっているけれど、
https://www.voiedevezelay.eu/fr/traces-guidesのほうが、コロナの影響で閉まってるかどうかも分かるので、これを参考に宿の目星をつけました。
そして、ガイドブック・Miam Miam Dodoシリーズのものを昨日注文しました。
あとは、食料問題。
今(2021年4月)、レストランは持ち帰りのみ、田舎のレストランは完全に閉まっているはず。6月12日には営業開始、その前にテラス席だけ営業は再開されるという噂ですが、ヴェズレーの道は、平常時でも、スペインのカミーノ みたいに休憩できる店も少なく、食料やトイレはどうしよう······いずれにせよ、宿を予約するのは外出制限がなくなってからで、当面できることは、トレーニングで歩くことと情報収集です。