
「あ、写真はNGなの!」と全員顔を隠すオンマ達、
心はいつもセレブですから、
いまでは親よりも背が高くなった子供達、
保護者の皆さん本当に9年間がんばりました!
(写真提供はかっちんブログで有名な、かっちんことチスあっぱ、
焼肉ぱんがスカイツリー店にて)
焼肉ぱんがスカイツリー店のヨン様です!
今年も春一番が吹きました、
皆さんはいかがおすごしでしょうか?
3月16日
息子が通う東京朝鮮第五初中級学校で卒業式が行われた、
卒業式での「両親に送る言葉」、
・・・九年間、僕の為に毎日朝早く起きてお弁当を作ってくれて
ありがとう、・・・
・・・中三の運動会での親子競技、
オンマを背負ってゴールに向かう時、
オンマが軽いなと思いました、
でも、オンマの温かいぬくもりが背中に伝わりました・・・
・・・オンマ、アッパ、今まで、にくたらしく口答えばかりしてごめんなさい、
でも、本当に今日まで育ててくれてありがとう・・・
・・・オンマ、アッパ、今まで迷惑ばかりかけてごめんなさい、
あと、もう少しだけ迷惑かけるけど、
大人になったら、僕がオンマ、アッパの面倒を見るからね・・・
・・・毎日、夜遅くまで働いて、朝は一番早く起きて
お弁当を作ってくれて、ありがとう、
オンマLOVE!・・・
・・・おんま、あっぱ、今まで苦労をかけてごめんなさい、
これからは、もっともっと、おんま、あっぱが楽になるよう
手伝います・・・
・・・今まで生意気ばかり言ってごめんなさい、
でも、僕のおんま、あっぱは世界一です!・・・
舞台で子供達一人一人から親に送られる言葉、
言うまでもなく親たちは号泣、
他所の子でさえ、舞台に駆けていって
抱きしめたくなる、
だって、こうして書いてるだけで私の涙腺崩壊、
それでなくても、50を過ぎて涙腺の沸点が下がってるというのに、
あ、いっときますけど
私、決していい人ではありませんから、
子供達のこの一言だけで9年間、
いや、15年間の苦労も吹き飛ぶというものである、
いや、まだまだ、これから高校の3年間、
子育てが出来るという幸福を実感できるのだ、
子供がいる限り、
親と言うのは退屈しないのだ、
入学式、授業参観、運動会、学芸会、保護者会、給食当番、
バザー、卒業式、
ほとんどの家庭が共稼ぎの在日社会、
生活は決して楽ではない、
しかし、学校行事を通して、
ささやかな幸せを実感できるのだ、
そして、親は子供たちから教わり成長するのだ、
更に、何よりもうれしかったのは
卒業打ち上げパーテイーは卒業生の父兄の店でという
心遣いで、
わざわざ、ぱんがを使ってくれた事、
うちより、いい店はたくさんあるのに、
本当にありがたいことである、
子供達、保護者の皆さん、学校関係者の皆さんへ心から
WITH LOVE
・・・・・・
卒業式後の先生達への謝恩会、
子供達の出し物や、
九年間の子供達の成長の姿がスクリーンに映し出され
盛り上がる保護者たち、
子供達の合唱に合わせて
オッケチュン(朝鮮半島の踊り)を踊るあの人は誰?
な、なんとストロベリーちゃんではないか!
感動の行事が終わって息子が
我々夫婦に近づいてくる、
息子よ!更に感動をくれるのか!?と、
ハグの体勢を整える、
すると、息子が言うではないか!
「オンマさあ、もう二度と人前で踊らないで、
みんなに、お前のオンマ大暴れだなって
言われてるから!
それから、アッパさあ、一切発言しないで、
おまえのアッパ、やらかしてるなあ、って
言われてるから!
高校の入学式はアッパ来ないでいいから!」
私「・・・・・・」
・・・あっぱ、おんま、弟、妹、大好きです!・・・
あの言葉は一体、な、なんだったのだ?
むずかしい年頃である、、、
クレームを言い終わり
きびすを返す息子の背中は
もはや親よりも大きいのである、、、


