レビュー by イオリヒテン | 模擬国連 無印会合

レビュー by イオリヒテン

おつかりんです♪ 会議監督を離れイオリンシュタインです。


1日目のパナマ大使より以下の質問がありました。


>でぃれくというか、リヒテンシュタイン大使
 報告書に書いていらっしゃったらいいんですけど、
 安保理の透明性を交渉材料にした理由を教えてくださいませ。


はーい☆

あ、でも報告書に大使としての考えは書かないほうなので、メールで。
私自身のレビューも兼ねて書きます。


▼Position Paper; Liechtenstein
http://web.sfc.keio.ac.jp/~s03874im/5123/ResearchSheet-Liechtenstein.doc

基本的にはこれに基づき行動しています。


で、イオリンシュタインは『安保理改革の議論で、加盟国の多くが議席拡大に集中しているから、いろいろな問題の総体としての安保理改革が進まないんじゃないか』ということに問題意識を持ったわけです。ということで、安保理改革のほかのところで議論が進みそうな透明性についてさっさと議論しましょうということを推進していたわけです。もちろん、改革案は広い合意が得られていれば賛成するつもりでしたよ。

で、この会議。この会議では透明性について話せないし、どうしようかと考えるわけです。どうせ、議席の話なら拡大枠については広い合意がなければ投票にかからないだろうし、広い合意があれば賛成できるだろうし。それなら、何かもらおうかな、と。で、どうすれば良いかなと考えたイオリンシュタインは、拡大の枠組みと交換条件にしようかなと思ったわけです。決まり文句は「あなたの案に名前出さないで賛成するからこっちの案を支持してちょ☆」。この展開は1日目だけ、日米以外だいたい。2日目は普通に案を作って、先のセリフを言わずに回っていました。で、その案は難なくコンセンサス採択されたわけでした。
なぜこれを試みたのかというと、単純に国益云々ではなかったですね。成功した際のメリットは採択、失敗した際のデメリットは信頼でしょうね。名前出されたらアウトですからw

普通はやらないでしょうね。別の他の手段でやっても大丈夫だった気がしますし、やはりやってみたかっただけだと思います。まぁ、これが私にとって次のステップとなれば良いかなと、思ったり思わなかったり。

伊織◎