エリンギをただ焼いて食べたくて購入していたのに、カレーと野菜炒めに化けてしまった。
最近は暖かいを通り越して暑いので、野菜が日持ちしない。冷蔵庫に入れているのに、何が悪いのさ。
そろそろ食べないといけないキャベツとピーマンを目の前にして、悩むことしばし。
野菜炒めにしたら簡単だけれど、この材料で炒めたら逃げな気がする。(何から?)
なので、キャベツはレンチン蒸しして、ポン酢と創味シャンタンとごま油で和えたもの、ピーマンはちくわと炒めてインチキ青椒肉絲にしよう。しかし、ここから材料を前にして悩める時間が。
私は明日昼間出かけるので、認知症用の朝とお昼のおかずを多めに作り置きしておきたい。
インチキ青椒肉絲に泣く泣くエリンギと人参を入れることにした。
……結局野菜炒めじya……ゴホン。キャベツ炒めてないから私の勝利なのだ。(何の?)
見えない敵と激戦の上勝利した私は、歴戦の戦士顔で出来上がった食事をワイルドに食べた。
……本当はエリンギのステーキ、もしくは奥薗壽子先生のエリンギの海苔わさび炒めを作りたかった。
見えない敵に勝利した体で、その実、戦術的には勝利したが戦略的に敗北していたのである。
歴戦の戦士から、敗残兵に一気に格下げである。ドヤ顔で食事をしてたのがもう、黒歴史。
しかも敗残兵宅の冷蔵庫には、そろそろ痛みそうなキャベツがまだあるのだ。もう、潔く炒める?否、戦士の誇りを忘れてはならぬ。
明日以降も胃に優しい、蒸しキャベツのポン酢和えで行かせて貰おうぞ。
え?貴様のそれは誇りじゃなくって埃の如くなこだわり?細かいことに来にしたら大局を見誤るぞ。
↓奥薗壽子先生のこれが好きすぎて。