今日最後は,自分の思い出の場所について書いてみたいと思います。


 福島県の高校卒業後,大学進学のために上京することになりました。

 

 最初の2年間は,埼玉県の上福岡というところに住んでいました。


 そして,大学3年の時から,板橋の都営三田線本蓮沼駅のあたりに引越ししました。


 ここのアパートで12年間,その後,板橋区役所駅のあたりに1年半くらいと,長い板橋生活が続きました。

 この,本蓮沼のアパートは,長く生活していたこともあって,とても思い出があります。卒業,就職,出会い,恋愛,別れなどなど,楽しい思い出から悲しい思い出まで,たくさん詰まっていました。


 とても日当たりがよく,築20~30年くらいは経っていたと思うのですが,間取りが広く(7.5畳+キッチン6畳+押入×2),家賃も安く(月66,000円),とても住み心地がよかったです。


 給料で初めてエアコン購入したり,2槽式から1槽の全自動洗濯機を購入したり,少しずつ生活もよくなっていきました。


 友人たちと徹夜で飲んだり,マージャンしたりしました。


 アパートは,老朽化のため,立退き料をもらって立ち退くことになりました。今は,面影もなく,分譲住宅が立ち並んでいます。


 今でも,いきつけの床屋さんがあるので,時々通っています。駅前が栄えて充実しているというわけでもなく,特段いい環境という場所ではないのですが,ちょっとセンチメンタルな気持ちになる場所です。