“一息絶命”クンダリーニと共にあらん我がヨガ道
今日は,バイクで久しぶりに首都高を走りました.
空いていて,湿度も低く,本当に快適そのものでした.
首都高は走る前に混雑状況をネットマップで確認し,空いていたら走ります.
また,落下物や故障車,事故などの発生ポイントをあらかじめ頭に入れて置き,
そこを避けて通れば,基本的にずっと流れています.
平日なら6-11時頃と17~20時頃を除けば流れています.
意外に思われるかもしれませんが,首都高はお昼にいったん渋滞が緩和されます.
おそらく皆,ランチタイムに入る為.
バイクの良い所は,密を回避でき,好きな時間に乗れるところです.
今,バイクブームだそうですが,どうしてこんなに人気があるのかと推測すると,
コロナ渦の要因を除けば,やはり,尾てい骨への振動が関係しているのかな?
と,勝手に思ったりしています.
伝統的ヨガの世界観では,尾てい骨に「クンダリーニと」呼ばれる根源的エネルギーが存在すると言われ
その部分への(エンジンの振動による)刺激に対して快楽を感じるのではないだろうか?
…実際に,昔のヨガの荒行には,尾てい骨を打ち続けるというものもありました.
もちろん,このやり方は,外的な要因でショックを与えることはできるかもしれませんが,
エネルギーの増幅には何の役にも立ちません.
…武道とかと一緒で,初期に人が考えるやり方は,どれも原始的なのです.
ヨガも元々はストレスの軽減から始まり,魂の向上といった崇高な目的になっていくのは本当に後の話です.
ちなみに武士の武術が精神修養の要素を含んでいったのは,進化というより,時代の流れによるもの.
江戸時代になり,幕藩体制が確立されてから,合戦がなくなり,実際に刀を振り回す機会がほとんどなくなりました.
そこで,武術を習得する意義を活人剣として,精神修養,一種の教養として活路を見出していったわけです.
なので,別の見方をすれば,実戦性という面では,武術は戦国末期以降,廃れていったという見方もあります.
元々は,戦に勝つためのテクニックでしたからね.
合戦はなくなっても江戸時代初頭は,武者修行が一番行われていた時代であり,
個々の武芸者が真に活躍していた時代といえます.
宮本武蔵もこの時代の人です.
「五輪書」には,精神的なことも書いてはいますが,基本的には心構えや戦術がメインです.
「武芸は精神修養の一環だ!」といってても,
その時代では,弱ければ生きていけないですし,客分として迎え入れてもらえません.
一方で,実力のなかった侍たちは,大道芸人など,見世物としての道を歩んでいく人もいました.
もちろん多くは,サラリーマン武士となっていきましたが…
「五輪書」は,武道書としては,内容が非常に具体的で
さらに,はじめに全体の要約を書いてから,本文に入っていくといった,
今では当たり前の「はじめに(要約)」みたいな構成で書物を書いたものは,
確認できるところで,この「五輪書」が初めてと言われています.
「五輪書」は素晴らしい書物ですが,基本的には当たり障りのない内容となっています.
それは,当時は本当に大事なことは口伝という形で伝えていたからです.
文字で書かれているものは,他の第三者にみられることを前提に書いてあるので,
あまり大事なことは書かないわけです.
武蔵自身は,自分が亡くなった後,自分の教えが広く普及されていくことを望んでいたのですが,
熊本藩が勝手に「五輪書」を熊本藩の秘伝書扱いにしてしまい,公刊されたのは近代になってからです.
また,戦国時代には,70以上の忍術の流派があったとされていますが,
具体的な忍術書として残っているのは,「万川集海」「正忍記」「忍秘伝」等々わずかです(日記はそこそこあります).
ヨガの伝書なども同じです.
ヒマラヤの行者は,皆,手ぶらですからね.メモすることはできません.
当時は音声録画とかはできませんでしたので,口伝が最高のセキュリティだったわけですね.
形として残らないわけですから.
武術を含めた東洋の技法には「型」がありますが,
これらは,「口伝」とパックで伝わることで,真の情報伝達となります.
「型」がファイルで,「口伝」が中身…
もしくは,ファイルとその中身が「型」で,そのファイル解凍のパスワードが「口伝」といったスタンスでしょうか?
当然,指導者によって,その口伝の意味の捉え方が変わってしまうこともあったでしょう.
そういった意味では,後継者選びにはすごく慎重だったと思います.
………
今日も安定の文脈崩壊記事でした

要は,ランニングやヨガなどが流行るのには,
運動としての効果以外に心理的,気分好転作用などが働いているためだと思い,
バイクも,何気にこうした尾てい骨のエネルギー論が関係しているとなれば面白いな,というトンデモ記事でした

P.S.
春夏用のバイクグローブを新調しました.
以前持っていたものは,手のひら部分の生地が薄く,振動による手のしびれがありました.
新しいもので,今日走ったところ,ほとんど気になりませんでした.
ちなみに,1年半以上乗ったホンダのハンターカブと,スズキの新型カタナをそれぞれ下取りに出し,
現在は,新車の大型バイク1台,旧車の大型バイク1台,中古の中型バイク1台の3台体制です.
カワサキ,スズキ,カワサキ,といった感じです.
それぞれ運転操作が異なるので楽しいです.
そのうちの1台をご紹介します.
カワサキ「Z400(2019年式)」です.
↓パーツ取り付け後↓
都会の夜にストファイは映えますね.
現行モデルと性能が同じで,カラーが2019年モデルが好みだったので購入しました.
長距離ツーリング用に買いましたが,行く機会が全くなく,今後もまずないでしょう.
時々,近場を走りますが,とにかく車体が小さくて軽くて(166kg)運転がしやすいです.
ロボットみたいなバイクが好みですから,ヤマハのMT03あたりも興味ありましたが,
あっちはどちらかというとジオン系のバイクかな?(笑),と思いこちらにしました.
追々,他のバイクの方も紹介していきますね.
…ではでは…
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