フレキシタリアンという言葉をご存知でしょうか?
フレキシタリアンとは、フレキシブル+ベジタリアンからなる造語です。
直訳すると「柔軟な菜食主義者」。2003年度の米国方言・通用語協会で、役に立つ言葉賞に選ばれた言葉です。日本でいう流行語大賞を受賞した言葉といった感じです。
フレキシタリアンは食事方法の1つです。基本はベジタリアンですが、食事に対して柔軟な選択ができます。例えば、家では菜食だけど外食する時は焼肉もお寿司も食べます!というのがフレキシタリアンです。
そんな何でも食べてOKな食事方法なんですが、ポイントとしてはベジタリアンに理解があり、動物性食品を食べるのを減らそうという考えがあることが前提になっています。
セミ・ベジタリアン、パーシャルベジタリアン、ゆるベジとも言われ、私もこのカテゴリーで柔軟に食を楽しんでいます。
基本的に菜食または野菜中心の食生活をしているフレキシタリアンですが、我慢とは無縁。
かなり緩やかな菜食主義者ということになりますが、制限がない分、今の自分に合ったベストなバランスで食を選ぶことができます。食べてはいけないものに囚われないことが精神的健康につながっているとも言えます。
ベジタリアンのメリットとしてよく言われるのが、生活習慣病の改善、身体が軽くなる、味覚が戻る、体臭が減るなど、魅力的なことが多くあります。
しかし、デメリットとして外食についての不満をよく耳にします。
私にもベジタリアンをしていた時期がありました。当時は今ほどベジタリアン専門の飲食店がなかったので、外食にはとても苦労しました。
「あれは食べれない」「これも食べれない」と一緒にテーブルを囲む人たちに気を使わせていたと思います。
フレキシタリアンのメリットは、食べる物に制限のないこと。基本はベジタリアンですから、ベジタリアンとしてのメリットもあり、デメリットとしてあげられている外食への不満はゼロなのです。
フレキシタリアンは、どっちつかずの良いとこ取りと思われますが、正にその通り。
動物性食品を食べないという選択も、食べるという選択も、ポリシーを持つことも、理由があって食事制限が必要な場合も、全てOK!
身体のために、環境のために、ストレスを抱えることなく好きなものを食べることができる都合の良い食事方法なのです。
日本のフレキシタリアンの人口はどれくらい?
Vegewelが2023年1月に実施した「第4回日本のベジタリアン・ヴィーガン・フレキシタリアン人口調査」では、ベジタリアンの食生活に取り組んでいる日本人は4.5%、ヴィーガンは2.4%となりました。
そして、週に1日以上意識的に動物性食品を減らす食生活を送る人を「フレキシタリアン」と定義すると、その割合は19.9%となりました。
過去の推移で見ると、フレキシタリアンは2017年12.5%→2019年16.8%→2021年15.8%→2023年19.9%です。日本においても、部分的に植物性の食品を取り入れるフレキシタリアンの人口は一定数存在することがうかがえます。
調査の詳細に関心のある方は、下記のリンクからご覧ください。
https://vegewel.com/ja/style/statistics3
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