おっすおっす( •̀ᴗ•́ )/



今日の記事めちゃくちゃ長いんですが、ぜひ読んでください。


人っていうのはある日突然、急にいなくなる可能性が充分にあるのです。



3月29日



実はぱーやんの母君の命日でした




例の震災の年、全く関係のない形で突然命を落としました。



震災の後、電話による連絡が一切取れない中、実家へ帰ると



実家は初期などの落下はあるものの特に大きな被害はなく



「みんな無事でよかったね〜!」



なんて話をしていました。




ぱーやんは転職直後で、震災後の計画停電の影響を受けながらも普通に生活していました。




29日の午後、電話の機種変更をしようとショップへ向かっているところにオトンから電話が。



おとん「○○(母君)が死んじまった」



は?笑えねー冗談やなwと思いつつもおとんはどう考えても涙声であった。



実家近くのショップにたまたま来ていたため、すぐに実家へ



そうすると下には救急車が来ていた



玄関を入るとかつて見た事のないような泣き顔のオトンが出てきた



え·····まじかよ·····



そう思うしか出来なかった



奥へ進むと救助の人達が心肺蘇生を頑張ってくれている



もうかなりの時間やってくれていたんだろう、心肺蘇生によって肋骨は折れ、吐血もしていた



もう絶対に蘇生しないのは誰の目から見ても明らかであった



しかし救護の人達は「もう無理ですね」なんて絶対に言えないため、頑張って続けてくれている



身内からしたら1%以下の



もしかしたら


があるため、もういいですとも言えない



その後、しばらく見ていたがどう考えても蘇生の可能性はなく



もう結構ですよ、本当にありがとうございます



と伝えて心肺蘇生は終わりになりました。



その後、死亡時刻の確認がされる。



その場にいた全員が蘇生を完全に諦めた空気の中、母君に懐いていた白いデブ猫のムギちゃんが知らない人が沢山いる中で母君の胸元にのぼり丸くなっていた



猫なんて何も考えてないんでしょうが、



よく頑張ったね



そう言っているようでここで初めて現実に戻って涙が出てきた。



あの光景は目に焼き付いていて一生忘れることは無いだろう。











その後どういう状況だったのか聞いてみると



まったく病気なんてしない母君が体調が悪いと病院に行っていたということだ



結果は「パニック障害ですね」と。



お薬出しておきますので本日は家で安静にしてくださいと言われ、オトンに電話して



おとん「さすがに今日は仕事休んで家で休んだ方がいいんじゃない?」



との事で家に帰ってお布団へ。



そしてそのまま亡くなってしまったのだ。



オトンは「会社に行かせてれば死ななくて済んだかもしれない」とずっと言っていた。



それはそうかもしれないが、死ぬなんて思わないんだから休みなよと言うのが人として普通である。



一番可哀想なのは弟だ。



まだ学生で実家住まいの弟はその時家にいたのだ。



「俺が気づかなかったせいで死んだ、俺が殺した」



ずっとそう言っていた。



それこそ無理な話だ。



みなさんは普段元気な人が体調悪いからと布団で寝てて、今まさに死んでると思いますか?絶対に考えたことありませんよね。



更に可哀想なのは家にいて第1発見者だということで形はどうあれ「事件性がゼロではない」という判断で容疑者としても扱われるのだ。




当時弟は大学受験の時期で母君とあまり上手くいってはいなかったが、この母君の死によって薬なしでは眠れなくなり、早稲田大学の受験に失敗·····



滑り止めの駒澤大学に合格するも半年後に辞めてしまう。



完全に人生の分かれ道ができてしまい、悪い方へと分岐したのであった。



おとんも弟も未だに「あの時自分がああしていれば」と思っており、一生十字架を背負い生きていくこととなった。



また、母方の親族はとても金銭に関してルーズであり、何故かたまたま生まれたしっかり者の亜種である母君がいたおかげで何とかなっていたのだが·····



母君の死によって一族は離散、借金作りまくって親兄弟同士で足を引っ張り合い、一人は刑務所行きになる始末。



更に言うと祖母は「遺産入ったんでしょ?」って感覚で頻繁に金を借りに来る。



娘の死をなんだと思ってるんだ?



まじでまともじゃないなコイツら·····



とても言い方が悪いかもしれないが


こういう奴から死ぬべきなのになんで母君が?


そう思うわけですよ。


聖人君子でない限り絶対にみなさんもそう思うはず。


母君が生きてた時は普通にいいおば、叔父、祖母だったんですよ?



人の死というのはこうも周りの環境を変えてしまうんです。



私はじつのところ、父方の一族がかの有名な



六連銭(六文銭)



の家紋を持つ血筋自体は結構いい家柄であり



ほんとにこんなこと言いたくないけど反対側の一族の話は面汚し以外の何ものでもなく、とてもそんな話は出来ないのです。



そんなこと言っちゃダメだよなんて人もいると思います。



でもいざ目の当たりにするときれいごとなんて言えなくなるんです、不快に感じる方がいたら申し訳ない。









母君が亡くなったのは46歳


こういう事がありましたという話をする機会があると


「そういえば○○の専務も·····」

とか

「そういえば○○さんも·····」

とか

30代前半でも同じような急死があると初めて耳にすることになる。


こういう情報は普段は表に出てこずに埋もれているものだ。


何故かって簡単ですよ。


自分のとこに限ってそんなことは(ヾノ・∀・`)ナイナイw


って思ってるから話題にならないんです。





この記事を通して皆さんに言いたいのは、自分の死だからと軽視しないで欲しいということです。


上に書いた通り、周りの環境をガラッと変えてしまいます。


また、残された身内は口座や重要書類などをどうしたらいいのか本気で分かりません。


うちの場合は、以前両親が旅行に行って万が一が起きた時のためというぱーやんと弟に向けた遺書を親友に託しており、その遺書に保険のことが書いてあったためまだマシなほうでした。



この記事を読んでくださっている方、遺書を親友に託しているなんてかたどれだけいますか?



むしろ1人でもいるものですか?



ぜひ元気なうちに準備をしておいてください。



そして健康診断など、


「うちの会社健康診断とかないからさ〜w」


なんて笑い話で済ませている方


自腹でも絶対に行った方がいいです

もちろん運良く欠陥が見つかるとも思えません。


しかしですね



運以外の要素、これをどれだけ塗りつぶせるか


これがとても重要なことなんです。



そして貴方が死ぬことにより泣いてくれる人っていうのは貴方が思っているより遥かに多いです。


実際母君は交友関係が広く、身内葬だけのつもりが数百人がいらして下さいました。


沢山の方が泣いてくださいました。


有難いことですが、見ているのも辛いのです。


普段はネトゲ内でプレイヤーが死ぬ度に


「死は救済」


なんてふざけたこと言ってますがもちろん冗談ですよw


かといって人の死についてめちゃくちゃデリケートなわけではないので、FF11やFF14の仲間たちは絶対気を使わないように本当に本当に切に願いますw







さて以上になりますが、過去最高クラスに長い記事、普段のふざけたブログとは全く違った雰囲気になりましたが最後まで読んでくれた方がいれば恐悦至極であります!



また元気なブログを頑張っていきますので、皆さん今後もよろしくお願いしますねw



本日はありがとうございました!!