豚肉とキムチは相性抜群。

今回はエリンギを加えてオリーブ油で炒め、白ワインを加えて炒めました。

母も「美味しいね」と言っていました。

●エリンギの栄養

・効果のある病名や症状
動脈硬化・高血圧症・動脈硬化
 
・主な栄養成分
食物繊維・カリウム
 
・豆知識
エリンギ゙は、脂肪の取りすぎによる肝障害の予防や、ダイエットにバツグンの効果を発揮します。熱をくわえても効果は失われないので、ソテーやてんぷら、鍋物などいろいろな料理に利用できます。


●キムチの栄養

【乳酸菌】
キムチは乳酸菌の発酵食品です。キムチにたくさんついている乳酸菌は、腸内にいる有害細菌の増殖を抑えることによって、腸の働きを正常にします。でも、私たちにとって良い働きをしてくれる乳酸菌は、体内では長く生きることが出来ないのです。だから、キムチを毎日食べることは体のためにとても良いことなのです。

でもキムチじゃなくても、ぬか漬とか乳酸菌発酵の漬物があるじゃないか!!と、お思いになられる方もいらっしゃると思います。確かにぬか漬も優れた乳酸発酵食品ですが、「漬けた後洗って食べる」のがぬか漬ですよね?その「洗う」という工程を踏むことによって、野菜の表面についた乳酸菌を落としてしまっているのです。その点キムチは洗わずに食べるので、より効率的に乳酸菌を体内に取り込むことが出来るのです!!


【ビタミン】
生野菜にはビタミン類がたくさん含まれていますが、いったん塩漬けにするとビタミン類は減少してしまいます。しかしキムチは、微生物の働きで、野菜類に無かった新しいビタミン類が大量に作り出されるのです。しかも塩辛類(アミの塩辛など、キムチの作り方参照)を加えて漬けたキムチには、普通の野菜類には含まれていないビタミンB12が含まれているのです。(ビタミンB12は不足すると悪性の貧血になるビタミンで、動物の肝臓や貝類に少量含まれています。)私たちの体に対するビタミンB12の必要量は、普通のキムチの量で充分なくらいなのです。
このように、キムチは微生物の力によって、効率の良いビタミン貯蔵庫になっているのです!!

【唐辛子】
キムチに欠かせない唐辛子には、カプサイシンという辛味の成分が含まれています。カプサイシンは消化腺を刺激して、食欲増進という効果や、食物の消化をよくしてくれる効果があります。また、カプサイシンの刺激は血管を拡大して血のめぐりをよくし、エネルギー代謝を増大させ、体を温めます。つまり、唐辛子の辛味成分には、エネルギーを消費させ、脂肪(特に内臓脂肪)を減らすという、ダイエット効果があるのです!!


【ニンニク】
ニンニクをすりつぶした時に生ずるアリシンという物質は、強力な抗菌効果を持っているので、腐敗菌などの有害な細菌を防ぐという効果があります。またアリシンは、キムチ熟成の過程で、微生物の働きによって多く作られるビタミンB1と結びついて強力な「ニンニク型ビタミンB1」を作り出します。これは、栄養ドリンクの主成分にもなっているビタミンなのです!!


◆◆ キムチの消化作用 ◆◆

キムチは繊維が多く、胃腸内にとどまっている時間が長いので、消化に良い影響を与えます。また、キムチの味の源である唐辛子とニンニクの刺激は、胃腸粘膜に作用して消化酵素の分泌を促します。
さらにキムチのうちに含まれている乳酸などは、過剰な胃酸の分泌を調節する役割を果たします。
 
◆◆ キムチの抗がん作用 ◆◆

ヨーグルトに含まれている乳酸菌に抗がん性があることが知られていますが、キムチに含まれている乳酸菌にも同様の作用があることが分かりました。その力が最も発揮されるキムチは、三週間目あたりのものだということです。また、キムチに使われているニンニクの成分、メチルリノレートはがん細胞の発生を抑える働きを持ち、アリシンは腫瘍が大きくなるのを抑える働きを持つことが分かりました。

(キムチの豆知識より)

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<材料 2人分>

豚ロース薄切り肉 100g
エリンギ 3本
白菜キムチ 150g
にんにくのみじん切り 大匙1/2
赤唐辛子 1本
白ワイン 大匙1
下味(にんにくのみじん切り小匙1/2・塩、コショウ各少々・豆板醤、ごま油各小さじ1/2)
オリーブ油 大匙2
調味料=塩、コショウ

<作り方>

1.豚肉は3cm幅に切り、下味をまぶしておく。キムチは3cm幅に切り、汁気を軽く絞る。エリンギは縦に薄切りにする。

2.フライパンにオリーブ油大匙1とにんにくのみじん切り大匙1/2、赤唐辛子を入れ、焼き付けるように炒める。ワインと塩コショウ書く少々を振って炒め取り出す。

3.残りのオリーブ油を足して肉をいため、色が変わったらキムチを加えて炒め合わせ、エリンギを戻しいれて、サッと炒める。



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