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1ソル=約34円(当時）
トルヒーヨで初クイ
ビミョーなタイトルですが、「初恋」ではなくて「初クイ」でございます。
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「FRITO」とはフライ（揚げもの）のことです。
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衝撃！！料理前のクイがショーウィンドーで売られてます。
肉屋で売られているクイをはじめて見たとき、小さく悲鳴を上げた私は、興味はあるが、どうしても注文をすることができない。
が、先日メルカドでゴハンを食べてたら、隣に座ったおじさんがついに「クイ」を注文した！
その隣のおじさんに、「初めて見るので撮らせてください！」とお願いして撮らせてもらった。
出された皿を見て！
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手でつまんで食べやすいように片足残す・・・らしい。
おじさんは面白がって、ちょっと食べろと言う！
いや、いいです、いいです！！！
と断ってもおじさんは私に
「いいから、クイな、クイな！」と肉を差し出す。
…鶏肉の味がしたよ（涙）。
しかし、中南米のメルカドの肉コーナー。
豚の頭部を置くのだけはやめてほしい。心臓に悪い。
やっと移動
カハマルカ、やっと出れる～・・・。
8泊もした～予定外。
風邪が治りきらないまま、バスに揺られて8時間。
次の街、トルヒーヨに着いた。
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ガソリンスタンドがチェゲバラ仕様
さて、着いたのはもう午後6時だったので早速ホテルを探さないと！
カハマルカでいいホテルに泊まってたもんだから、安宿に寝られる体に戻れるか心配。
タクシーの運ちゃんに聞いたら、「20ソルで、いいところがある。」というので、そこへ連れて行ってもらった。
なんか普通に人んち。
あとで見たら、「歩き方」にも欄外に「フリーのツアーガイド」って載ってたとこだった。
ほんとに、普通の家にお邪魔してる感じで、みんなアットホームで優しくて子供もかわいくて、今日ほど
「もっとスペイン語がうまくなりたい！」
って思ったことはないかも。
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とってもいい家族！超たのしかった！
街に出る元気はないのでキッチンを使わせてもらい、持ってたインスタントラーメンを作って食べた。
他にも何人か欧米人が泊まっているようで、背の高い男が翌朝のためのパンケーキを作っていた。
なんと彼は日本語で1から10まで言えたよ！
オーストラリア人だって。
ケッ！どうせお前もカップルなんだろ！
彼女のために朝ごはんを作ってあげてんだろ！
欧米人の9割はカップルだからな～。
楽そうで楽しそうでいいよね～。ときどき心からうらやましくなるときがあるよ。
ワカざんまい
トルヒーヨは「太陽のワカ」「月のワカ」って呼ばれる神殿と「チャンチャン遺跡」があるところ。
ワカとは、神殿という意味らしい。
今夜の夜行で一気にリマまで行って、そのままナスカまで行くつもりなので、早起きして今日のうちに全部見なくちゃ！急がねば！
…と思ったのに、寝ちゃったよ！
10時まで寝ちゃったよ！
だって、ゆうべ寝ようとしたらスペイン人の女の子2人がなぜか私の部屋に来て、3時間くらい話をしてしまったのだ。
ガラパゴスに行くって言うので、宿や見どころや回り方教えたり、写真見せてあげたり・・・楽しかったんだけど、あー参った！
脳内をフル回転させて今日の予定を組み立てていたところへ、宿のおっちゃんがドアをノックする。
今からウチの遺跡ツアーが出るから合流しないか、という。
ワカも全部行って、チャンチャンももちろん行くという。
いくらか、って聞いても「あとでいいから。じゃ、すぐおいで！」って去った。
いやそうじゃなくて値段…。
まあ、今からタクシーとかコレクティーボ捜して、逆方向の観光は大変かも、と思って参加することにした。
（あとで払ったけど約15ドルでした。たっか！！！）
猛ダッシュで準備して車に行くと、昨日のパンケーキのオーストラリア人の男がいた。
あれ？一人？なんだー、勝手に毒づいて悪かったなあ～♪←急に機嫌よくなる。
案内はオーナーの奥さんがしてくれる。
まず何か工房のようなところへ行って、カタコトの英語で、チムー時代の話とかしてくれるのだが、このオーストラリア人のアンドリューがやたら質問する人で、ちょっとうざいと思ったのであろう奥さんは、今度は私にばかり話しかけてきて困った。
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質問攻めのアンドリュー
次は「月のワカ」「太陽のワカ」へ。
大きい山をバックにした神殿。もともとは6階建てで、各階が別々の色のカラフルな神殿だったそうだ。
日干し煉瓦で造られているため、雨で溶けたりして今はその面影はなく、修復中だそうだ。
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現在も発掘＆修復中の月のワカ
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首切り人だという見事なレリーフ
一箇所で説明が終わると「Come！」とか「Next！」とかって、次に行こうとする。歩き方はすでに「競歩」のようになっている。
メキシコの遺跡と違って、なんか普通の人々の息遣いを感じる。
行ったのが夕方だったのも良かったのかも。遺跡の色が夕焼けに映えて、幻想的で良かった。行くなら夕方をお勧め。
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雨で溶けた遺跡。
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だれもいない遺跡。幻想的。
ふと見たら、奥さんがいない。
なにをしてるのかと思ったら、遺跡の広場の真ん中でパワーを感じようと両手を天にかざしていた。
ほんとにだれもいなかったので、なにかの力がおりて来そうな感じだった。
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なにかが下りてきそうな奥さん
午後6時くらいに宿に着いた。
もうチェックアウトはしてしまったんだけど、お願いしてシャワーを使わせてもらう。
同じく今夜リマへバスで行くドイツ人の女の子オイガがいたので、夜だし、リマだし、バスだし、女一人同士だし、一緒に行くことにした。
アンドリューは今夜見たかったバスケの試合がここのケーブルTVで見られるのでご機嫌である。
夜10時ごろ宿を出るので、「危ないから。」って何と奥さんが車でバス会社まで送ってくれた！感謝～！
さあ、これからリマまで8時間。そこからナスカまで6時間。
合計14時間のバスの旅になります。
頑張れ！私の腰！
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バスの中でおばちゃんが・・おばちゃんが私の膝の上に荷物、ふつーに置いた！
【Caja de Clara カハ・デ・クララ】
Cahuide 495.Urb SantaMaria
20ソル～／1日（部屋の場所によって違う）。トイレ・シャワー共同。キッチン使用可。入り口ドアの495が目印。私は20ソルの部屋だったので屋上の部屋だった。他にも屋内のいい部屋もある。この家がツアーガイドの会社をやっているので、そのまま観光をお願いしてもいい。（英語・スペイン語）普通の家にお邪魔してる感じですごく楽しい。できればもう少しいてみたかった。
