どうも!

 

ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。

( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

音感トレーニングについては

数か月前の記事から書いていますが、

実践してみていかがでしょうか?

 

まだあまり変化を感じることは

ないかもしれませんね。

 

実際には

確実に変化はしているはずですが、

実感するまでには

少し時間がかかるでしょう。

 

個人差はありますが、

だいたい3か月~半年くらい続けていると

少しずつ音感がよくなっていることを

実感することが増えてくると思います。

 

焦らずに

気楽に

続けてくださいね!

ニコニコ

 

 

では前回までの記事(

"音感"は今からでも身につけられます!(音感①)

"音感"ってどんな感覚?(音感②)

”音感”を良くする方法(音感③)

”音感”を良くする方法2(音感④)

)の続きを書いていきます。

 

 

 

 

 

 

耳に入ったフレーズを弾いてみる

 

前回の記事の「耳コピをたくさんやる」

という項目にも少し書いたことですが、

もう少し詳しく説明します。

 

”曲をコピーする”という感じではなく、

もっと気軽に、頻繁に

取り組んでほしい方法です。

 

 

今までにも何度か書いていますが、

私はテレビを観ながらギターを弾くのが好きです。照れ

 

”ギターの練習”というよりも、

あくまでウォーミングアップであったり

”筋トレ的な練習”をする時に

テレビを観ながら弾くことが多いのですが、

それ以外にもやることがあります。

 

テレビを観ながらギターを弾いていると、

テレビの番組中やCMで

たくさんの音や曲が流れてきますね。

 

そこで、

「今の音はこの辺りの音かな?」

と推測して

テレビから聞こえてきた音を

ギターで探してみます。

 

また、

曲が流れてきたら、

その曲のメロディーを拾ってみたり、

コード進行を確認してみたりします。

 

 

 

最初はなかなか音が見つからないと思います。

 

私も最初は

全然ダメでした。。ぐすん

 

でも、

続けているうちに

音を見つけるまでの時間が短くなっていきました。

 

 

また、

このトレーニング方法では、

何度も繰り返し聴いて確認できない

というところがポイントです。

 

テレビ番組やCMは

常に進行していくので

一瞬しか音を聴くことができません。

 

その一瞬の記憶を頼りに

音を探すことになります。

 

これが最初は難しいのです。。汗

 

でも、

”音を覚える能力”を鍛えるためには

効果的だと思います。

 

最初はすぐ忘れてしまいますが、

トレーニングを続けていくうちに、

聴いた音を記憶しておける時間が

少しずつ長くなっていくことを実感できると思います。

 

 

 

これは練習なので、

完璧にできないとダメ

というものではありません。

 

音に対する感覚を鍛えること

が目的ですからね!

 

続けているうちに

少しずつ音が拾えるようになってくる快感

を味わってください!ニヤリ

 

それに、
完璧に全部弾けなくても、

部分的に弾けるようになるだけで

楽しいものですよ!

 

 

「これ良いな」

「カッコいいな」

と思ったり、

ちょっとでも気になった音を聴いたときに

ギターで音を探してみてください。

 

自分の感性に響くもの

覚えやすいですし、

オリジナリティーの確立にも

つながっていくと思います。

 

 

テレビに限らず、

気になる曲やフレーズを耳にしたら

ギターで音を探してみる

というのを習慣にしてみると

良いと思いますよ!

 

 

音楽を始めたばかりの頃は

音が高いのか低いのかも

よく分からないでしょう。

 

初心者では珍しいことではありません。

 

それでも、

練習を続けていくうちに

「なんとなくこの辺りかなぁ~?」

という感じで予想がつくようになってきて、

さらに練習を重ねることで

その精度が上がっていくものです。

 

なので、

あきらめないことが大切になります!

 

遊び感覚で、

音やフレーズが聞こえたら

「今のは何の音かな?」

とギターで音を探してみることから

始めてみてくださいね。ニコニコ
 

 

 

 

思いついたフレーズを弾いてみる

 

これは、

先ほどの『耳に入ったフレーズを弾いてみる』

というのとは違い、
実際に聞こえた音を弾くわけではありません。

 

自分の頭の中で鳴っている音を
ギターで表現することになります。

 

これは、

オリジナル曲を作ったり、

曲のアレンジをしたり、
ギターソロを考えたりする時に役立つ能力

を鍛えることにもなります。


作曲やアレンジ、ギターソロなどは、

初心者には難しいことです。

 

でも、

それができるようになるための訓練は

初心者のうちからでも

始めることはできるのです。

 

「やってみたいけど、

今の自分には難しくてできない」

ということはたくさんありますよね。

 

もし、

本当にそれができるようになりたいなら、

”今できること”からやり始めるべきです。

 

それをやらない限り、

ずっとできないままですよ!

 

できることから

スタートしましょう!ウインク

 

 

 

また、

曲やフレーズだけでなく、

”音色””音質”にも

意識を向けてみてください。

 

基本的にギターの練習というのは、

自分の中にある理想の音を

ギターで表現できるようになるために

するものです。

 

なのでこのトレーニングは、

音感に関してだけでなく、

もっと本質的な部分の練習にもなります。

 

メロディーやコード進行など、

何か思いついたら

ギターで弾いてみましょう。

 

最初は音が見つからなくて、

探しているうちに忘れちゃったりしますが。。汗

 

ぜひやってみてくださいね!

 

忘れてしまわないように、

一度、鼻歌などで歌って

録音したものを聴きながら
音を探してみるのも良いと思いますよ。





何回も聴いた曲で覚える

毎日のように何回も聴いていて、

今までに何百回も聴いている

という曲はありますか?

 

もしあるなら、

その曲を頭の中で再生することが

できるのではないでしょうか?

 

何回も繰り返し聴いていると、

覚えようとしなくても

覚えてしまうものです。

 

 

曲の全体を覚えていなくても、

イントロであったり

サビであったり

曲の一部でも

メロディーやコード音を覚えられていると、

それをヒントに

他の曲の

音の高さやコードを判別することができます。

 

完全には分からなくても、

だいたいの音の高さやコードを

予想することはできるでしょう。

 

これを繰り返すうちに

精度も上がってきます。

 

 

 

今までにたくさん聴いてきた曲ほど

ギターで弾いてみると良いと思います。

 

そして、

今まで聴いていただけのメロディーを

”ドレミ”の音名にして確認してみてください。

 

全音や半音、

4度や5度など、

どのような間隔で音が連なっているときに

どのような聞こえ方をするのかを

確認しておきましょう。

 

 

さらに、

コード進行がどうなっているのかも

確認してみてくださいね。

 

 

耳になじんだ曲のほうが、

メロディーやコード進行が

圧倒的に覚えやすいはずです。

 

 

このように覚えた曲を増やすことで、

他の曲を聴いたときに

「あの曲に似てるな」

ということが増えてきて、

メロディーやコードの音を見つけるのが速くなってきますよ。ニコニコ

 

 




 歌って確認してみる

 

”音感”とか”耳を鍛える”ということよりも、

”音を確認する方法”になりますが

おすすめの方法です。

 

音感を身につけるには

”音を覚える”ことが必要

と説明してきましたが、

そのためには

”音を確認する”ことが不可欠なので

音感とも大いに関係があります。

 

 

自分で声を出して歌ってみると、

音の高さの違いを認識しやすい

と思います。

 

耳だけに頼って

音を確認するのではなく、

”体感”でも確認できるからです。

 

 

確認したい音を聴いたら

同じ高さの音を

自分で歌って出してみましょう。

 

そして、

その音を歌いながら

ギターでその音を探してみてください。

 

「自分の声でこのくらいの高さの音は

ギターの指板上ではこの辺りの音」

という感じがつかめるようになると

音を探すのが速くなりますよビックリマーク

 

また、

耳で聴いた記憶だけでなく、

体感的な記憶も利用できるので

音を覚えやすくなるはずです。照れ

 

その音の音名

その音を歌った時の

喉や身体の感じ

を一緒に覚えておくことを

おすすめします。

 

その音を基準にして

それより高いか低いかで

だいたいの音名を予想することが

できるようになります。

 

これも

最初はなかなか分からないかもしれませんが、

続けているうちに

精度が上がっていきます。

 

これも

まずは遊び感覚で

気楽に試してみてくださいね!ニコニコ





教材を利用する

音感についてもっと詳しく知りたいと思ったら、
”音感”や”イヤートレーニング”などに関する本を読んでみてください。

 

クラシック系の本ではなく、

ポップスやロック系の音楽をやっている人向けの本のほうが

読みやすいものが多いと思います。

 

どれか1冊を熟読するより

簡単そうな本を複数読んでみることをおすすめします。

 

内容が自分のレベルに合っていないと、

理解できなかったり、

必要以上に難しく感じてしまうかもしれません。

 

それに、

1冊だけの知識だと、

その本に書いてある内容が偏っていたり、

時には間違っていることもありますからね。

 

 

また、

同じぐらいのレベルの本を複数読むと

「この前に読んだ本にも書いてあったな」と、

同じようなことが書いてあることに気づきます。

 

すると、

初めて読んだ時にはあまりよく分からなかったことが

理解しやすくなってきます。

 

 

それに、

「前の本のほうが分かりやすかったな」

とか

「前の本より、この本のほうが分かりやすいな」

と思うこともあるでしょう。

 

「もし、その”分かりにくい本”だけで理解しようとしていたら?」

と考えてみると、

複数の本を読んで学ぶことの大切さを

理解していただけると思います。ニヤリ

 


ただ、

注意してほしいのは、

知識だけ身につけても

音感は良くなりませんからねビックリマーク

 

地道なトレーニングが不可欠です!!

 

まずは

このブログで紹介した練習方法を

試してみてください。

 

少なくとも、

私自身や生徒さんを含め、

私の周りの人たちには

効果のあった方法で、

かつ

簡単に取り組めるものを

ご紹介しました。ニコニコ

 

 

 





長々と書いてきましたが、

とりあえず今回で音感についての話は

一旦終わりたいと思います。

個人的な見解に基づいたものですが、
音感とはどんなものか

ということから

具体的なトレーニング方法まで

書いてきました。

 

紹介したトレーニング方法は

どれも1回にそれほど時間がかかるものではありませんし、

比較的取り組みやすいものばかりです。

 

なるべく毎日

継続してトレーニングしないと

なかなか身につくものではないので、

気楽に取り組める方法が良いと思います。

 

とりあえず全部試してみてくださいねビックリマーク

 

気に入ったものがあれば、

ぜひ日々の練習や

日常生活の一部に加えてください。ニコニコ



いずれにしろ
「よく聴くこと」がポイントです。
漠然と聴くのではなく、
音質音高音価などを意識して
よく聴くことです。

 

そして、

「たくさん聴くこと」も必要です。

 

 

また、

”音感”をつくる能力として
”記憶力”と”集中力”がポイントではないか?

とも思っています。

 

”記憶力”と”集中力”が上がるように

色々と工夫してみると

より効果的かもしれませんよ!



 

 

 

ではまた!

( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

 

 

 

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