どうも！
ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。
前回の記事（『ギターの管理方法にも意識を向けましょう！』）では、夏場のギターの管理方法について、特にエアコンを使うことについて書きました。
湿度や温度の変化が
ギターに影響を与えるので、
エアコンを使って快適な環境を作る
と良いということ、
そして、
湿度や温度の変化の影響は、
特にネックに表れやすい
ということを書きました。
ネックに限らず、
無塗装のギターは、
湿度や温度の影響を受けやすいです。
エレキギターの場合、
ボディーは塗装されていることが多いのですが、
ローズウッドなどの指板は無塗装のものが多いと思います。
アコースティックギターの場合は、
ボディーにも影響が出やすいので、
特に注意が必要です！
楽器屋さんに行くと、
アコースティックギターの売り場は他の売り場よりも、
湿度対策に気を使っていることが分かると思います。
今度、楽器屋さんに行った時に、
どのように楽器が管理されているか観察してみてくださいね！
湿度対策だけでなく、
楽器の置き方も観察してきてください。
実は結構大切なことだと思います。
みなさんは、
部屋にどのようにギターを置いていますか？
床に寝かせて置いてあったり、
壁に立てかけて置いている人がいますが、
絶対ダメです！！
＼(*｀∧´)／
床に寝かせて置いておくと、
誤って踏んでしまったり、
物を落としてしまったりすることで、
簡単にギターは壊れてしまいます。
また、
床に寝かせて置くと、
ヘッドが床に触れるギターも多いです。
その場合、
寝かせて置いておくことでネックに負担がかかるため、
順反りする可能性が高くなります。
壁に立てかけて置くのは言うまでもなく、
倒れる危険がありますし、
ネックに負担がかかるので、
反りの原因になります。
そもそも、
ギターを床に置いたり、
壁に立てかける人は、
ギターをモノとして扱っている
ことに問題の原因があるのではないでしょうか。
前回書いたように、
ギターはペットのように大切に扱うようにすると、
ギターを良い状態で保てますし、
ギターに対する愛着も沸くことでしょう。
その気持ちが、
ギターの上達にも繋がってくると思いますよ！
( ´ ▽ ` )ﾉ
さて、
楽器屋さんでは、
どのようにギターが並んでいるでしょうか？
基本的に、
ヘッドで引っ掛けて吊るされていると思います。
もしくは、
ギタースタンドに置かれていますね。
楽器屋さんのお店の都合にもよりますが、
基本的に高価なギターほどヘッドで引っ掛けて吊るしてあると思います。
ギタースタンドは、
一時的な置き場としては良いのですが、
ある程度長い期間置いておくのは良くない場合があります。
よくあるスタンドがこのようなタイプですね。
↓
ギターが複数ある場合は、このようなスタンドがあると便利です。
↓
複数置けることも良いのですが、タイヤが付いているのが結構便利です！
掃除する時など、ちょっと動かしたい時に簡単に移動できますからね。
ただ、
どちらのタイプもネックで支えています。
つまり、
ネックに負荷がかかっているため、
長期間置いたままにすると、
ネックが反ってきてしまいます。
さらに、
湿度や温度の変化があると、
より反りやすくなります。
ネックで支えないタイプのスタンドもあります。
これは、ボディーで支えるタイプのスタンドです。
↓
大きさがコンパクトで、
折り畳むことも出来るで、
ライブやイベントなどで
ギタースタンドを持っていく必要がある時に便利ですよ！
ただ、
あまり安定感は無いので、
ちょっとぶつかったりした時に倒れやすいです。
そもそも
人や物が当たらない場所に置く
ことが大切ですけどね！
ギタースタンドを紹介してきましたが、
楽器屋さんでは吊るされていますよね。
可能であれば、
吊るしておくのが一番良いようです。
ただ、
壁などにギターを吊る施工をすることが
難しい場合も多いでしょう。
個人的には、
壁に吊るすようにすることはできるのですが、
何かのきっかけで落ちそうな気がして、
怖くてできません。。
(￣O￣;)
でも、
良いスタンドがあるようです！
吊るタイプのスタンドです。
↓
実際に所有しているわけではないのに
オススメするのも気が引けるのですが、
(^◇^;)
自分が新たにスタンドを買うなら、
今はこれを買うと思います。
ギタースタンドを買う予定の方は、
これをひとつの候補に考えてみてはいかがでしょうか？
他のスタンドに比べると
値段は高いのですが、
高いと言っても高価なわけではないですからね。
ちなみに、
コードレスクリーナー置き
として人気のようです(笑)。
この機会に、
普段のギターの管理方法を
見直してみてはいかがでしょうか？
ではまた！
（＾∇＾）ノ
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