どうも!
ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。
ちょっと間が空いてしまいましたが、今回も引き続きリズムに合いやすくなる方法を書いていきます。
(^o^)/
前回の記事(『音符の捉え方を変えればリズムに合いやすくなる!』では、
ひとつの音符を、その半分の長さの音符2つ分として認識することで、裏拍の位置が捉えやすくなったり、テンポの遅い曲のリズムが把握しやすくなるということを書きました。
実際にやってみて、
「なるほど!」
と思った人もいるでしょうが、
「なんかまだよく分からない。。」
という人もいることでしょう。
この方法を使えばすぐに効果がある!
というわけではないですからね。。
(^▽^;)
ある程度の慣れも必要なので、把握しにくいフレーズやリズムに出会ったら、半分の長さの音符に置き換えてみるということを繰り返しやってみてください。
テンポを下げて確認することも大事なポイントです!
確実にリズムやフレーズを把握しやすくなりますし、同時に、楽譜や音符の理解力も高まると思いますよ!
o(^▽^)o
なので、ぜひ取り入れてもらいたい練習方法なのですが、
「弾くのは好きだけど、楽譜を見るのが面倒くさい。。」
とか、
「楽譜が無い曲は、わざわざ譜面を書かなきゃダメなの?」
と思う人もいるでしょう。
楽譜は、視覚的に音を把握できるので、あると便利です。
もし書けるなら、メモ程度の簡単な感じにでも書いて確認したほうが分かりやすいと思います。
特に、誰かと一緒に演奏する時などは、共通の楽譜で確認できると早くて確実です。
でも、
ギターを演奏するのと同時に楽譜を見たり、ページをめくったり、また、楽譜を置く場所を確保しなければいけないことも、たしかに面倒ですね。
楽譜を見ながら演奏していたら、ページがめくれてしまったり、譜面台や机から落ちたりすることもよくありがち。。
(・_・;)
そこで、
楽譜が無くても、リズムを把握しやすくなる方法をお伝えします!
ヾ(@°▽°@)ノ
それは、
倍のテンポで曲やフレーズを認識することです。
テンポ100の曲をテンポ200にすると倍速になって大変なことになってしまいますよね。。
そうではなく、
演奏はテンポ100のままで、拍の数を2倍にして捉えるようにする感じです。
1拍のところ2拍で捉えてみるのです。
例えば、
このようなフレーズを、
↓
このように捉えてみるのです。
↓
4/4拍子の曲を8/8拍子に変える感じですね。
ただ、8/8拍子なら全部表拍になるところ、曲としては偶数拍が裏拍ということになります。
と言うと難しく感じますね。。
まぁ、難しく考えずに、
(^▽^;)
何か曲を流しながら、拍に合わせて手拍子してみたり、足を鳴らしてみてください。
拍に合わせることができたら、
次は、その手拍子や足のリズムを2倍の速さにしてみてください。
テンポの速い曲では大変ですよ!
手拍子のほうが簡単かもしれませんね。
足で確認する場合は、上の譜面で言うと、「表」の位置で足を鳴らして、「裏」の位置で足を上げるようにしてみてください。
(足で確認する方法については、『拍を意識して音符を歌ってみよう!』も読んでみてくださいね!)
これも最初は出来ないかもしれませんが、出来るようになると便利なので、ギターを弾く時だけでなく、何か音楽が聞こえたらそれに合わせて足を動かすようにしていると良いと思います。
最初は出来なくても、やっている内に、いつの間にか出来るようになるものですよ!
また、
テンポが分かっている曲の場合は、その曲を流しながら、メトロームを使って確認してみると良いと思います。
まずは曲を流しながら、その曲のテンポでメトロームを鳴らしてみてください。
次に、メトロノームのテンポを2倍の速さにして、曲を流してみます。
これをやってみると、倍のテンポで曲を把握する感覚がつかめるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
拍の頭に合わせないとズレてしまうので、ちょっとそこが大変かもしれませんが、、
分かりやすいと思うので、ぜひ一度試してみてくださいね!
要は前回説明した方法と同じようなことなんです。
捉え方を変えると把握しやすくなることがあるのですねぇ~!
この方法は、テンポの遅い曲のリズムを把握する時にはとても有効な方法です。
把握しづらい曲やフレーズは、テンポを下げて確認してみることをオススメします!
それだけでも、分かりやすくなるはずです!
あまりテンポを下げすぎると逆に分かりづらくなる場合もありますので、分かりやすいテンポで確認するようにしてくださいね。
また、テンポの速い曲でも、テンポを落として今回ご紹介した方法で確認すると良いと思います。
慣れてくると、結構速い曲でも使える方法ですよ!
今回ご紹介した方法は、私の周りでは「バイテン」とよく言われていました。
「倍のテンポ」だから「バイテン」なのだと思いますが、一般的な呼び方なのかどうかは分かりません。。
(・・;)
リズムが合いにくい曲をバンドで演奏している時に、
「どうやってリズムとってるの?」
「『バイテン』でとってる」
みたいな会話があったりしました。
この方法は、リズムやフレーズを確認するためだけでなく、リズムキープにとても有効な方法だと思います。
でも、厳密言うと、
「テンポやリズムは合ってるけど『ノリ』が違う」
ということになる可能性もあります。
例えば、
4/4拍子と8/8拍子の違いを表現しにくくなるかもしれませんし、
曲やフレーズによっては、アクセントの位置が合わせにくいこともあるかもしれません。
ただ、その辺のことは、リズムやフレーズが把握できて、リズムキープも出来るようになった後に問題になることなので、
まずは、この方法で弾ける曲やフレーズを増やすほうが良いと思いますので、
ぜひ試してみてくださいね!
ではまた!
(^∇^)ノ
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