どうも!
ネコにも分かるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。
「バレー」とか「セーハ」と言われる、一本の指で複数の弦を押さえる弾き方があります。
コードを弾く時によく使う弾き方です。
こんなカタチのコードとか、
こんなカタチのコードを弾く時など
によく使いますよね。
このタイプのコードは、「F」を弾くのが難関とよく聞きます。
この場合、6弦、2弦、1弦を人差し指だけで押さえることになります。
その押さえ方を「バレー」とか「セーハ」と言います。
「バレー」と「セーハ」は、言語の違いだけで、基本的に同じ意味のようです。
コードを押さえる時だけでなく、
「複数の弦を一本の指で押さえること」
の呼び方です。
ただ、「バレー・コード」とは言いますが、「セーハ・コード」という言い方は聞いたことがないですね。
間違いではないと思いますが。
「『F』の壁」とよく言われるくらいなので難関のようですが、決して難しいわけではないと思います。
ただ、初心者がぶつかる一つの「壁」であることは間違いないでしょう。
自分自身もそうでしたが、最初からスムーズにこのカタチで押さえられる人を見たことがありません。
(そんな人いますかね?)
みんな最初は苦戦しますね。
押さえること以前に、指をこのカタチにすること自体が難しいですもんね。。
そして、カタチは押さえられても、鳴らないという。。。
これは、単純に「押さえる力が足りない」ということがあります。
ギターを弾き慣れていない内は、ギターを弾くための筋肉が付いていないわけですから、身体が思うように動かなかったり、力が入らないのは当たり前のことです。
これは、ある程度の時間をかけて練習すれば筋肉が付くので、焦らずに練習することで克服できることです。
ある程度の時間といっても、そんなに長い期間ではありません。
数週間~長くても数か月でしょう。
ギターを弾く筋肉なんて小さな筋肉ですから、正しい練習をしていれば、そんなに時間はかからないのです。
でも、
「筋肉が付けば弾けるのか?」
というとそうでもありません。
決してそれほど強い力が必要なわけではありません。
必要な筋肉が付いたら、あとは「コツ」をつかめれば弾けると思います。
その「コツ」をお伝えしたいのですが、それは近いうちに動画にしてみようかと思っています。
写真や文章では、どうも伝えにくいので。。
今回は、こっちの押さえ方の
ちょっとした裏技(?)的な「コツ」をお伝えしたいと思います。
このカタチは、5弦と1弦を人差し指1本で押さえて、4弦、3弦、2弦を薬指一本で押さえます。
(4弦を中指、3弦を薬指、2弦を小指で押さえる弾き方もあります)
ひょっとしたら「F」よりも、こっちのほうが難しいと感じている人もいるかもしれませんね。
人差し指と薬指でそれぞれ複数の弦を押さえるわけですからね。
でも、こんな感じで頑張って押さえなくても良いんですよ!
空いている中指と小指も使って、
こんな感じで押さえてみてはどうでしょうか?
中指で人差し指を押さえて、小指で薬指を押さえています。
要は、指二本の力で「バレー(セーハ)」しているわけです。
それほど力まずに、軽い力でも、しっかり押さえられませんか?
必ずしも、指一本で頑張らなければいけないわけでは無いんですよ!
頑張らなければいけない時もありますけどね。。
なるべくフレット寄りを押さえることも、綺麗に音を鳴らすポイントなので、写真を参考にしてください。
あと、ちょうどネック裏の親指も写っているので、親指の位置にも注目してください。
ポイントは、人差し指の真裏ではなく、中指寄りの位置に親指があることです。
この位置に親指を置くことによって、人差し指で「バレー(セーハ)」している高音弦側(1弦、2弦)が押さえやすく(鳴りやすく)なるはずです。
ぜひ実際に弾いて確認してみてくださいね!
ではまた!
ギターに関するご質問、お悩みなどありましたら、
お気軽にお問い合わせください!
↓
↑この画像をクリックするとフォームが開きます。