先日、帝国ホテルのビュッフェに久しぶりに行ってきました。
ここの17階のビュッフェレストランは大人気で、毎日、予約でいっぱいになります。
ピンポイントで狙って予約して行ってきました。
メニューも毎月新しい物が加わり、何度言っても変化があるので、とても満足度の高いランチがいただけます。
さて、この帝国ホテルのビュッフェは「インペリアル・バイキング」と言います。
店内にはこんな感じのフラッグがつるされ、入口にはバイキングが乗りそうな小さな船の写真スポットが作られていて、大勢の人が写真を撮っていました。
インペリアルは帝国ホテルの帝国。
パイキングはピュッフェレストランの愛称。
ここは帝国ホテルのビュッフェレストラン と言う名前の店なのです。
実は「バイキング」という名前は帝国のこのレストランで名付けたものが一般化したものです。
帝国ホテルは当時の社長 犬丸徹三氏が、のちの総料理長となる村上信夫氏に研究を命じて誕生させたレストランです。
帝国ホテルの新館建設を機に「何か新しいものを導入したい」と考えていた犬丸氏。ニューヨークに出張した犬丸社長が目にしたのが、さまざまな料理(特に冷菜中心)を自由にとって好きなだけ食べられる北欧の料理「スモーガスボード」。これを見て「これだ!」と感じたのがきっかけだったそうです。
1958年、日本初の食べ放題レストランを開設する際、社内公募で名称を決定したのがこのインペリアルバイキングです。
当時公開されていた海賊映画『バイキング』に登場する、北欧の海賊たちがテーブルを囲み豪快に食事をするシーンが、「好きな料理を好きなだけ取る」という新しい食事スタイルに似ていることから名付けられたものです。
素晴らしいネーミングです。
私は長らくこのバイキングという名前こそが、ビュッフェスタイル本来の名前だと思っていました。
食べ放題=バイキングこそが先で、ビュッフェというのは後から考え出された名前かと思っていましたが、バイキングは帝国ホテルのオリジナルの名称、個別の名前だったのです。
しかし帝国ホテルがつくったバイキングのインパクトは相当強く、それが日本全国に広がっていったのです。
日本で初めての食べ放題レストランが帝国ホテル というのも驚きですが、その方式をバイキングと名付けたのが帝国ホテルだったというのもさすがです。
日本のトップオブホテルである帝国ホテルは、歴史と伝統あるホテル。
しかしこのような画期的な仕組みを日本で初めて導入するという気概があるからこそ、成長し、ブランド力を維持しつつ成長してきているのです。
今もここをねぐらにされている経営者も多くいますし、結婚式をあげるなら帝国でという方も大勢います。
伝統と革新こそが帝国ホテルの強みであり、それが永続の印です。
インペリアルバイキングのような新しいサービスを、今こそ、他の企業でも生み出す必要があります。
今日も日本初のサービスを考えていけるいける!!
