大阪は一番が好きですが、この一番はどうなのでしょうか。
日本不動産研究所がまとめた「国際不動産価格賃料指数」では、アジアや欧米各国主要16都市を中心に、毎年春・秋でマンションやオフィスの賃料や価格を調べて比較しています。
その中でもっとも賃料の伸び率が高かったのが大阪。
前回の2025年10月から半年間で3.1%伸びています。
わずか半年でこれだけ変わるというのはなかなか異例です。
2位はインドのムンバイとオーストラリアのシドニー。
ニューヨークと東京、ロンドンよりも伸び率では大阪のほうが高かったのです。
これは、大阪の都心再開発が急激に進んでいることが関係しているようです。
大阪と言えば、賃料が安く済みやすい、物価が安く食事もおいしい。
人も明るくておもしろい。
とにかく暮らし向きがいい街が大阪でしたがそれが変わり始めたのでしょうか。
(写真 日テレNEWS NNNより)
25年の大阪・関西万博で大阪が注目されたことは大きなきっかけです。
ここにたくさんの人が世界中からやってきました。
大阪の魅力を感じた海外の方も多かったことでしょう。
これと前後して、ホテル建設、マンション建設が一気に進み、特に大阪の中心部の開発が進みました。
大阪駅だけでなく、淀屋橋エリアでもマンション建設が進みます。
まさに職住接近、家を出てすぐにオフィスがあるという環境が整いつつあります。
結果的にファミリーもマンションを都心に借りる人が増えてきて、ファミリー向けの50~70㎡のマンション家賃は16万8千円を超え、東京23区の伸び率を上回っています。
東京の23区内の都心近くでこのくらいの面積を借りたら20万を超えてくるところもありますから、単純に家賃だけを見たら大阪は割安に映ります。
賃料そのものは東京のほうが高いでしょうが、伸び率ということに関してはやはり大阪が一番のようです。
良く言えば、大阪は住みやすいステキな街。
しかし今までの、暮らし向きがいい、リーズナブルに暮らせる街ではなくなっているようです。
新築マンションの価格上昇率も大阪がトップ。
こちらも3.3%と伸びていて、実は大阪は2年連続で一番です。
大阪では駅周辺のグラングリーン大阪の中に、タワーマンションやホテルが林立しています。
マンションは即完売となったと同施設開発担当者に聞きましたが、実際に28年3月完成予定の地上45階建てマンションの最上階、4戸は、いずれも40億円で完売です。
大阪の駅前で、40億なら安い ということでしょうか。
東京に比べて割安(?)と思われている部分もあるようです。
大阪の分譲マンションは、日本全体と同様、海外富裕層の投資目的の対象になっている部分があります。
2030年の大阪IR構想で進められるカジノによるインバウンド集客。
関空と難波や梅田をつなぐなにわ筋線の開通によるアクセス改善が、大阪中心部の人気を押し上げています。
万博終了後も続く大阪人気。
これが物価上昇を伴わなければ最高のエリアになりますが、これからどうなるか。
今日も大阪らしい街づくりを考えていけるいける!!
