静岡を代表するものと言えば、
富士山、サッカー、お茶、みかん、わさび漬け、桜エビ。
といったところが代表的なものですが、今はここに「さわやか」が入ります。
さわやか=炭火焼げんこつハンバーグ。
今や静岡で何か食べると言えばハンバーグ。
ハンバーグと言えばさわやかというほど知られたレストランです。
私は静岡出身ではありますが、実はさわやかで食べたことはありませんでした。
さわやかが当初、出店していたのは菊川、浜松など静岡の西部地区。
静岡市内に出店を始めたのは2002年ごろから。
私が静岡にいた1980年代は静岡の西部地区では有名な喫茶店だったようですが、行く機会がありませんでした。
2000年代はすでに東京に在住ですので、いつも行列していて入れないさわやかになってからは、整理券をもらって入らなければならないさわやかには行けませんでした。
浜松のお客さんの店はさわやかと同じ敷地に出店していますが、いつもお客さんで満杯なので入れたことがありません。
先日、御殿場プレミアムアウトレットに立ち寄った際に、ついにさわやかに入る機会がありました。
しかし入るまでに時間がかかること。
驚きました。
店の前についたのが朝の8時40分。
すでに100人ほどの行列ができていました。
そこから行列に並び、整理券をもらったのが9時半。
9時50分の段階で整理券終了。
10時開店なので開店前に一日の来客数が確定し、あとはひたすらハンバーグを提供し続けるという超繁盛店です。
およそ300人ほどの客数で一人当たり客単価は3000円弱あるので、一日100万円。
月間3千万円、年間3億を超える繁盛店です。
(写真 朝の8時40分でこの行列)
御殿場プレミアムアウトレット店では整理券が配布されて、その整理券にLINEのQRコードがついていて、いま何組待ちか、あと何組で入れそうかといった案内をしてくれます。アウトレットモールが大きいので、すぐに移動できない人が多いからこのような仕組みにしているようです。
それを知っているお客さんたちが朝から、まずはさわやかに並んで、それから買い物を始めるのです。
なかなか さわやか通 なお客さんが多いなあと感心しました。
さわやかの一番単品がこれ。
げんこつハンバーグ。
ひとの大きなげんこつのようなハンバーグの塊がでてきて、それを鉄板の上で、スタッフがじゅーッと焼いてくれます。
レアででてくる肉はそのままでも食べられるほどの美味しさ。
これを焼くと表面が焼けて中がやわらかいというさわやかならではのハンバーグになります。
必要なら、さらにセルフでも焼けるミニ鉄板を持ってきてくれます。
それで自分の好きな焼き具合で食べられる。
このハンバーグがとてもおいしい。オーストラリア産の牛肉にこだわり、その品質管理、生産工程にこだわり提供しています。
肉厚で、肉肉しいのですが、とても食べやすい。
みなさんはこのげんこを食べたくてさわやかに来るのです。
何度でも食べたくなる味。
さわやかの人気の理由です。
しかし、店員さんと接していて、肉だけでなく、ここで働く人がとても魅力的であることも知りました。
店員さんはこんな小さなカップをエプロンに忍ばせていて、ドリンクを頼むと、
「何かお祝いすることはありませんか」と聞いてくれます。
なんでもいいのですが、では今日さわやかに来れたことに などと言うと
わりと小さな声で カンパーイ と一緒に祝ってくれます。
(写真 小さなカップでかんぱい)
よくあるのは、レストラン全体に音楽が流れ、照明が消えて、ろうそくに火がついたデザートが運ばれてきて「ハッピーバースデー」とみんなが歌って、大々的にお祝いする、乾杯するというミニイベントを仕掛ける店。
あれは私は抵抗があるのですが、さわやかのそれはとてもおしとやかです。
と言うか乾杯していることにまわりも気づかない。
でもそのテーブル内ではしっかりと祝えます。
おしとやかなかんぱいイベント。
これをやりたくてドリンクを注文するお客さんがいるほどです。
こんな小さな気遣い、ちょっとしたお客さんとのやりとりこそがさわやかのリピーターづくりのコツです。
ただハンバーグがおいしいだけではさわやか人気はでなかったことでしょう。
飽きられたかもしれません。
しかし人が確実に固定客を作っています。
こうした接客ができるようにするために、同社では接客トレーニングも調理トレーニングもできるようなトレーニング設備を作っています。
商品と人を大切にする企業だから伸び続けているのです。
しかも静岡県内という完全ドミナントで。
店舗数35店舗で売上100億円を超える地域密着型単品一番店。
また行きたいと思います。
今日もさわやかでいけるいける!!


