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MEDIA NEWS

2月1日に講談社さんの「現代ビジネス」から新しい記事が配信されました。

 

前編 後編の2部構成です。

前編

 

後編

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今回、現代ビジネスさんで取り上げたのはヤマダ電機。

現在はヤマダホールディングスと言います。

ヤマダ電機がなぜ強いのかを分析したレポートです。

 

確かにSNSなどで見ると「ヤマダ電機はいつもガラガラなのに・・・」という投稿がとても多い。

その割には、テレビショッピングでヤマダのことはよく見るし、池袋を改装したり。

しかし一方では大型点を閉めたりもしています。

ヤマダHDとは何なのかをはじめて分析してみました。

 

その結果分かったことがあります。

ひとつは、今も家電業界ではダントツの1位がヤマダHDであること。

もうひとつは、すでに家電量販店の域を超えている企業であることです。

 

売上は1兆6千億円を超えて今も少しずつですが売り上げを伸ばしています。

 

家電製品売り上げは今も8000億円以上ありますが、次いで、情報家電と住宅がそれぞれ3000億円以上になっています。

大塚家具の買収で家具は話題になりましたが、売り上げでは400億円ほどしかありませんので、実は経営に大きなインパクトは与えられていません。

 

今同社を支えるのはケータイなどの情報家電と、住宅です。

リフォームや新築住宅の販売がヤマダHDの稼ぎ頭。

これはM&Aをして住宅機能を取り入れたことにより同社の売り上げを伸ばすことにつなげたのですが、ここにこそヤマダHDの狙いがあります。

 

「くらしまるごと」カバーするという考え方です。

 

ヤマダHDの「くらしまるごと」事業戦略

 

ヤマダ電機 前橋本店

(写真 ヤマダホールディングスHPより抜粋)

 

前橋の新店もまさにくらしまるごと提案の店になっています。

 

今は家電はある意味入口商品。

それをきっかけにリフォームをして、必要な家電を入れ替えて、気づいたら家の中が全部ヤマダだったという流れを作っています。

 

よく考えてみたら家電製品というのは毎日の暮らしすべてにかかわるものです。

家電にかかわるということは、消費者の家の中の暮らしを見ることができるということです。

その時に、床がきしんでいるな とか、壁紙が汚れているなとか、玄関を・・・などと質問されたり提案されたりという機会が家電製品を販売したり設置したりする時にでてきます。

そこが実は家電量販店が家の中に入り込むチャンス。

 

そうとらえたのがヤマダHDです。

だからテレビ通販でもヤマダはリフォームの番組ばかりつくっています。

お客さんにとっては必要な物をどんどん提案してくれたら、選ぶ手間が減るので助かります。

 

これだけいろいろなものがデジタル化し、つながってくると、誰かプロがいなければ物を購入するのも難しい時代です。

IOTで全部つながります なんて言われても、どれとどれをつなげたらいいのか・・・というのが客の本ね。

 

それに応えられるような売り方に変化しているからヤマダHDは伸びているというわけです。

まさに包み込み戦略です。同社ではそう表現していませんが、これこそ包み込み。

 

これを引っ張っているのが同社の創業者 山田昇氏です。

おそらく創業者のはじめた家電専門店にそのヒントがあったのではないかと思います。

お客さんの暮らしに寄り添うことこそが自社の生き残りの道。

そんな直観があるのだと思います。

 

企業として継続して成長するために何をすべきか。

ひとつのヒントが同社にあります。

絞り込むべきか。広げるべきか。

 

今日も事業領域を考えていけるいける!!