昨日からベトナムのハノイに初めて出張で来ています。
お客様がハノイやホーチミンで事業を進めている関係で、以前から何度かお誘いいただいていたのですが、今回初めてご一緒させていただくこととなりました。
M社長が「ベトナムは日本とまた違った暑さがありますよ」と言っていましたが、空港に到着してそれがわかりました。
ムシムシする暑さ。
日本のほうが暑さはあるかもしれませんが、ハノイはなんとなくじめーっとした暑さ、
そして独特の「匂い」がします。
アジア独特と言えば独特の匂いかもしれませんが。。。
さて、到着が夜遅かったので、ホテル周辺をぐるりとまわっただけですが、歩いていてなんとなく昔の日本のような印象を受けました。
日本人街のホテルに泊まっているので、余計にそうなのですが、繁華街とは言っても、夜の街はスナック、カラオケ、ガールズバー、不思議なバー、ベトナム料理の店など、いわゆる昔の歓楽街のひなびた感じです。
店の外には「いらっしゃいませ~」という女性たちが何人もでて勧誘しています。
30年くらい前に東北のある港町に出張に出かけた夜を思い出しました。
まさにこんな感じのひなびた歓楽街が広がっていて、夜のスナックしかないという街でした。
灯りはまばらで、人がいるようないないようなそんな雰囲気。
一気に昔にタイムスリップしたような感覚になりました。
ある意味で懐かしく、新鮮な気持ち。
(写真 俺のEmoi! というなぞの店 バーでした 「俺の~」をまねしているのか?)
(写真 地元ベトナム料理の店だと思います)
とりあえず現地のコンビニの品揃えを見たくて、サークルKヘ。
日本ではなくなったサークルK。
ハノイではかなり頑張っているようです。
(写真 香港資本企業が展開するサークルK)
サークルKのこの店舗は売り場が15坪くらい。
他の地元のコンビニ的な店も見ましたが、やはり15坪くらい。
日本より小さく、品揃えは1000アイテム程度です。
小さくて絞り込んでいますが、基本的に必要なものはなんでもあります。
そして、おでん(だと思いますが)もありますが、買いたくない感じのおでんです・・・。
まあこんな売り場も含めてハノイのコンビニ。
夏におでん売ってもいいじゃないか。
日本のようなおいしそうなおでんではなくてもいい。
品揃えの完成度から言えば、もちろん日本のコンビニが素晴らしく圧倒的な差がありますが、品揃えを絞り込んだ小型のコンビニの方が買いやすいかもと私は感じたほどです。
これだけ暑いハノイでおでんがどれくらい売れるかわかりませんが、ハノイでは季節に関係なく、日本のおでんが人気があるのかもれません。
国が違えばその国の消費スタイル、文化にあわせた店舗展開が必要です。
それをその地域にあわせてベストな形にもっていくのには時間がかかるでしょう。
ハノイにはセブン-イレブンが出店していなかったようですが、6月についに1店舗目を出店したそうです。それまでホーチミンには展開していましたが、これからハノイでも100店舗以上展開していくようです。
セブンが出ると、ハノイのコンビニ事情もまた変化していくはずです。
しばらくこちらの流通小売り業の展開を視察して、学びたいと思います。
ハノイでアジア、ASEANの可能性を感じていけるいける!!