原宿という街は実に興味深い街です。

若者が集う場所ということは変わらず今も続いていますが、今は世界中から人が集まってきています。

そしておじさん、おばさんもうろうろしている。

まさに人種と年齢のるつぼ。

もっともダイバーシティが進んでいる街と言っていいかもしれません。

 

その原宿をうろうろしていたら、不思議な店をいくつも見つけました。

 

ひとつは森の中にあるようなこのカフェ。

 

裏原宿のさらに裏を歩き回っていてたまたま見つけた店。

外も中も座るところがあるのですが、満席。

こんなところが原宿にあるのだなあと妙に感心した店です。

 

そして、この店。

 

ここはPOP UPの場所で、常にいろいろな店が入れ替わりながらオープンしています。

今は韓国のコスメブランド「ロムアンド」が7月末までの限定オープン。

「ピンクオフィス」と名付けているようで、日本での展開を強化するための旗艦店として、外装はピンク一色。なかなか目立っていました。

これも明治通りから裏原宿に抜けていく通りにあります。

 

このピンクオフィスの近くにある店がこちら。

不思議な外装。

ぱっと見は何の店かまったくわかりません。

 

中をのぞくと、なんとアパレルと床屋が一緒になっているような店。

 

ここはポマードブランド「BROSH(ブロッシュ)」のセレクトショップ。

ここを拠点にブランドを世界に発信していこうという狙いのようです。

しかしかなり入りにくい。

入っていいのかどうかもよくわからない店です。

のぞき窓のようなところからずっと眺めて終わりました。

2024年からやっている店のようでしたが、私は知りませんでした。

 

原宿という街は不思議な街で、こんな感じのよくわからない店、不思議な店が再び集まる街になっています。

昔の原宿はこんな雰囲気でした。

それが最近になってまた戻ってきているように感じました。

理由は、「インバウンド発信にもっとも適している街」だからでしょう。

原宿にはたくさんの海外からの観光客がウィンドーショッピングに来ています。

おそらく海外の方のほうが原宿の雑然とした雰囲気が好きなのではないでしょうか。

こんな街は他にはなかなかありません。

歩いているだけでなんとなく楽しい街。そして常に発見がある街。

何と言っても路面店が多いというのが最大の魅力です。

 

原宿は街歩きにはもってこいの街。

おじさんが歩いて、何か明確に掴めるものがあるわけではありませんが、歩いているだけで、リアルな今の世の中の流れを体感し、アンテナにひっかかるものがあります。まさに変転自在の経営が必要な今こそ、原宿は見ておくべき街だと思います。

 

今日も原宿で変転自在の経営を感じていけるいける!!