幕張で現在行われているスーパーマーケットトレードショーに行ってきました。

幕張メッセのすべてを使って行われる同ショーは出展社数も多く、来場者数もダントツに多い展示会の一つだと思います。

 

昨日の初日は2万3千人を超えたということです。

 

この展示会に、包装資材、食品容器などの卸 シモジマが出展しています。

今回はエコ関係の新商材をお披露目して大変話題になっているようです。

それもとても興味深い商品でしたが、私はこの商品にひかれました。

 

それがこちらの「ツインカップ」です。

 

 

ツインカップとは、お惣菜をのせるトレーが2つにあって、それを透明のケースで包み込んでいるというもの。

 

これ、何がいいって、2つの別の種類のものをひとつにまとめられる ということです。

たとえば、チャーハンと焼きそば。

中華の魅惑のセットです。

普通はチャーハンと焼きそばはそれぞれ別物として売られるわけですが、そうすると2つ買わないいけなくなるので面倒だから一つしか買わないとか、2つ食べたいけど量が多くて買えないといったことがでてきます。

しかしこれなら、量も調整できますし、店もチャーハン焼きそばセットという新しい総菜を作り出すことができます。

 

地味なトレーですが、かなり画期的です。

トレーが紙製ということもエコを気にする店にとってはかなりのプラスな要素です。

提供の仕方にもよりますが、これを使えば、ごはんとスープ、ライスとカレー、甘いものと辛いもの、濃い味のものと薄味のもの、脂っぽいものとさっぱりしたもの、サラダとパスタなどなど、組み合わせは無限大。

かつ、正反対のものを一緒にまとめても、それが混ざり合わないので、スーパーの売り場で新しい組み合わせ商品として成り立ちます。

 

だからツインカップ。

これはシンプルでなかなかいい商品だと思いました。

あるスーパーではこの3月ごろから店頭に並び始めるようです。

スーパーマーケットの店頭で注目されるトレーになるでしょう。

 

スーパーの店頭は毎日たくさんのお客さんが来店するだけあって、購買頻度がとても高い商品が多数並んでいます。

食品というのはそのような商品特性だからこそ、来店客数が絶えないとも言えます。

 

だからこそいつも新鮮な提案をしていかないと、お客さんから飽きられてしまいます。

それに加えて、エコでなければいけません。

無駄なゴミが多くでたり、環境にやさしい資材でなければだめです。

 

スーパーの店頭からはこれからの世の中の動きが見えます。

今日もスーパーから学んでいけるいける!!