昨日から沖縄に来ています。

沖縄の那覇にはもう10年ぶりくらい。

那覇で活躍する後輩に街を案内してもらいながら、沖縄の今を教えてもらいました。

 

市内の古民家でランチをとって帰ろうとすると、その後輩が、

「岩崎さん、首里城の昔の写真が飾ってありますよ」と言います。

見ると、確かに首里城のようですが、よく見る朱色の鮮やかな首里城の写真ではなく、白黒でもっと昔の写真のようなものが飾られていました。

 

見ているとその店のおじさん(?)らしき人が寄ってきて、

「これは東北地方でたまたま見つかった写真なんですよ。どうも首里城の写真じゃないかって友人が送ってくれたんです」

とのこと。

「だいぶ小さいですよね。昔はこんな感じだったのかと驚いたんです」

とやさしい口調で教えてくれました。

 

(写真 古民家カフェに飾れていた写真)

 

確かになんとなく小さい感じですが、確かに首里城のようです。

今から首里城の復興現場を見ようと思っていた矢先だったので、なんだかつながりを感じながら古民家カフェを後にしました。

 

首里城まで連れて行ってもらい、中に入っていくと、首里城はいままさに復興の途上にありました。

 

(写真 正殿を後ろから拝見)

 

正殿のまわりを大きな囲いというか建物がかこっていて、その中で黙々と復興作業が行われています。

「見せる復興」という取り組みをされているようで、いま作業中の状況を私たちも見れるように工夫されています。

 

(写真 職人が瓦屋根をふいているところ)

 

一つひとつ丁寧に手作業で復興させている姿がとても印象的でした。

 

3年前の火災があった時には、私は東京でニュースで見ていたのですが、こうして現場で復興作業が進んでいるのを見てとても安心しました。

沖縄の方々にとっては、まさに身がそがれるような出来事だったでしょう。

 

首里城の中でいくつか映像を見ましたが、今回の火災までに4度の火災に見舞われています。

今回が5回目。

それでも常に復興し、首里城はよみがえってきたのです。

今回も2026年秋の復興に向けて首里城は出来上がっていきます。

復興途中の首里城を見て、完成がとても楽しみになりました。

復興途中の首里城を見れて本当に良かった。

 

琉球王国。沖縄。

歴史のある国であり、海外とのつながりが深かった国です。

そして日本にとってはとても大切な県であるのと同時に、さまざまな負担を強いられている県でもあります。

 

この素敵な沖縄が、今後より良い街であり続けるように祈ります。

今日も首里城の復興を願っていけるいける!!