お酒を飲みながら仕事の仲間、取引先などと親交を深めるというコミュニケーション。

「飲みニケーション」というダジャレ的な言葉で昔から言われてきました。

その飲みニケーションが危機(?)を迎えています。

 

日本生命の調査で飲みニケーションは「いらない」という回答が6割となり、2017年の調査をはじめてから、初めて「不要」が「必要」を上回ったそうです。

 

(図表 日本生命保険調べ)

 

確かに17年の時点では必要、どちらかと言えば必要が60%を超えていたのが、21年にはまったく逆転しているのですから、これはなかなか興味深い内容です。

 

必要と答えた人は11%。

どちらかといえば必要という人が27%。

必要という人の理由は「距離が縮められる」「情報収集ができる」「ストレス発散になる」というもの。

 

一方の不要論の人は「気を使う」「仕事の延長と感じる」が多く、「お酒が好きではない」が22%います。

年代別に見ると20代が圧倒的に多いこともわかりました。

 

まさに今のミレニアルからZ世代にとってはコロナが好機。

無理やり取引先と飲みに行く。

上司に連れられて飲みに行く。

ことをしなくてもよくなったのですから、コロナはその意味でよかったのかもしれません。

 

われわれ50代くらいの人間にとってはコロナによって楽しみが減りました。

仕事終わりに飲みで交流し、率直に話を交換し合い、また次の仕事につなげていくということができなくなったからです。

というか、ただ飲めなくなったのがさみしいという感じです。

 

仕事に必要か、必要ではないかと言われたら、もともと必要ではないかもしれません。

しかし、それを含めた仕事という点で言うと、仕事の楽しみがコロナで減ったと言えるのではないでしょうか。

 

東京の街には人が出るようになったものの、夜9時以降になると人が減るような気がします。

明らかに以前よりは客足が速まっています。

この数字はある意味、事実を表しているかもしれません。

 

今後も、特に飲みニケーションをしなくても、特に問題はないのかも。

しかし、それではどうもおもしろみに欠けるように私には感じます。

 

お酒によっていろいろな問題も起きますが、お酒によって場が作られることも多いからです。

私はお客様や知り合いとの交流にお酒は必要派です。

もともとはまったく飲めなかったですし、できればそのような場がないほうがいいと20代前半は思っていましたが、お客様と飲みニケーションをするようになって、これは日本ではとても大切な文化だと思いました。

 

年下でも年上の人に近づける。

親しみをこめて話ができるようになる。

仕事では聞けないことを聞いても許される(場合もある)。

なにより、仕事が楽しくなる。

 

仕事が楽しくなることが私には大きいかなと思います。

そのような意味がある飲みニケーション。

みなさんはどう感じますか・

 

仕事を通じての飲みの文化をぜひ継続したいものです。

だからと言って体質的に弱い人を無理やり連れていくようなことがあってはいけません。

 

そのあたりのバランスを考えて今日も飲みニケーションをしていけるいける!!