中南米の都市、エルサルバドルで新たな都市建設計画が発表されました。

 

「ビットコインシティー計画」。

エルサルバドルでブケレ大統領が建設計画を発表しました。

 

エルサルバドルはメキシコの下の方にある都市。

その年の東部にビットコインシティーをつくり、空港や住宅スペース、商業施設などを建設し、ビットコインで成立する都市を戦略的につくろうという試み のようです。

 

(写真 ビットコインシティー建設計画イメージ図)

 

都市にはビットコインのデザインをイメージした商業施設が上空から見えるようにするなど、とにかくビットコインにこだわった都市です。

 

特徴は以下の通り。

 

1.10年債で調達する1000億円の半分はビットコインの購入にあてる予定

2.根拠として、今1ビットコイン 660万が、今後、5年以内に1億円になると、協力しているカナダのブロックストリーム社が推定している

3.10年債で購入するビットコインを長期的に売却し配当の原資にする

4.消費税以外の税金をすべて免除

5.エルサルバドルの火山を利用した地熱発電を開発し、環境都市としても訴求する

 

この都市では所得税、キャピタルゲイン税、不動産税、給与税、地方税をゼロとし、海外のテクノロジー企業を誘致するのが狙いだそうです。

10%を想定する消費税はゴミの回収費用にあてるということで「中南米のシンガポール」を目指すという話もあります。

 

 

さてこの計画都市。

どうなるのか。

 

そもそもビットコインを根拠に戦略都市をつくるという計画が計画として成り立つのか。

ビットコインという上がり下がりの激しいものを軸にした計画をひとつの国が打ち出しているのが不思議です。

 

同国のブケレ大統領は強権型の大統領なのでこんな計画を考えられたと言えるかもしれません。

トヨタがつくるウーブンシティーは、テクノロジーを活用した未来都市ではありますが、そこに住むと所得税がゼロになるわけではありません。

 

ビットコインシティーは税制優遇により、世界中からたくさんの企業や人を集めようとしています。

しかし、その根拠はビットコインの値上がり。

値上がらず下がったとしたらこの計画は完全に終わりです。

 

計画そのものが、まつたく動き出す前に白紙に戻ることも考えられます。

 

非常に危うい計画。

しかし、このような計画を打ち出せる国の発想はおもしろい。

おもしろいけどどうなるか不明。

ただ、こんな発想を打ち出せる国があるというのは興味深い。

 

今後、具体的に進んでいくのかどうか。

国の発想としてこんなことを考えていくこともありなのか。

見ていきたいと思います。

今日も大胆に発想していけるいける!!