脳卒中系のブログや日記はとても真面目です

発症後からリハビリの様子そしてその成果を見ることの

できる本当に真摯なものが多いです

当たり前ですよね みな真剣ですもの!

あたしも入院中は救われた一人ですしね
勿論、五年間のリハビリの様子を

あたしも綴っていくのですが現実は微妙です

だからこそ少し恥ずかしい事や馬鹿な

ことも書いてみます
どんなふうに感じ どうなったのかを

正直に書くこともアリだと思うからです

アップ あたし中性脂肪君をやっつけてくれたナイスなやつです

そのお話し

 

車椅子に乗れた翌日から本格的なリハビリが始まりました
長い戦いの始まりです (笑)

その頃のあたしはと言うと
左手は全く動かず肩からブラン ブラン
左足はつけ根あたりが微妙に動く感じでしたが
膝から下は有るか無いかもわかりません

 

右手で何処かガッチリ掴めば

何とか立ちあがることは出来ました

車椅子からは内緒の訓練
一人でベッドからの移乗もできました

危なっかしいのは言うに及ばず口笛

まぁ寝たきり覚悟から一週間でずいぶん進化したものです ^^;

今後 行うリハビリは以下の3つになります
それぞれとても大切なのです

特に発症初期には絶対必要です

国家資格を持った療法士(セラピスト)が対応・指導してくれます

<言語療法>
言葉などのコミュニケーションに必要な機能や
食べる機能の障害に関してのリハビリです
入院初期からお世話になってるTBさんがリハビリしてくれています

自分では大丈夫と勘違いしやすい障害でもあります

 

<理学療法>
運動機能が低下した状態にある障害に対してのリハビリです
特に下肢 (足です) のリハビリ あたしの場合は左足になります

<作業療法>
生活していくために必要な動作や社会に適応するための能力の回復リハビリです

上肢 腕や手のリハビリもこの分野です

 

あたしの病室は9Fでリハビリ室は1Fにありました
看護師さんが車椅子を押して行ってくれるわけですが
あたしにとっては久しぶりのお出かけで
さながら遠足なのです (笑)

 

その途中で あぁ生きてて良かったなぁ
と意味なく何度も思いました 

普通の景色が妙に嬉しかったからです

 

驚いたのがリハビリ室の大きさと患者さんの多さでした
室内はかなり広く 大げさに言えば小学校の体育館

くらいはあるのです・・・ちと大袈裟かな (笑) 

 

エアロバイクや筋トレマシーンなどは

一見するとスポーツジムのようです
吊り下げ装置の付いた歩行訓練機

歩くための小さな平行棒
階段を登り降りするための3段くらいのミニ階段

たくさんの訓練用ベッドなど

この辺はいかにもリハビリルームですね


そして何より利用者の多さですビックリマーク
老いも若きも その時でもざっと50人はいたでしょうか
特に若い人の多さには驚きました

リハビリテーション科は何も脳卒中ばかりじゃなく
他の病気や怪我の場合にもあるわけです
特にココは脊髄損傷の方の受け入れに熱心だったので

交通事故などで負傷を負った若い人が多かったのでした
そして その後
脊椎損傷の方の訓練・リハビリを見たことが
あたしのリハビリの想いに火をつけ
物凄い影響を与えることにになるのです

 

    まだまだ続きます