突然ですが、この白い棒の正体なんだと思いますか?
実はこれ、洗った後のメイクブラシを乾かしているところなんです。
普段、メイクブラシってどれくらいの頻度で洗っていますか?
実はメイクレッスンをしていると、ブラシに問題がある方を時々お見かけします。
ブラシの毛並が荒れているせいで、どうやってもうまくメイクができないことがあります。
ブラシやファンデーションのパフを買って以来、一度も洗ったことがないという方に限って、
万年肌荒れでお悩みだったりもします。
お客様に聞くと、洗い方が分からないということで放置されているパターンが多いのですが、
一度ブラシに雑菌がつくと、そこからどんどん広がっていき肌荒れの原因にもなりますし、
やはり直接肌につけるものでもありますので、定期的なお手入れをオススメします。
私がレッスンをする際に使うブラシは、上の写真のように毎回使用後には必ず洗っています。
でもさすがにご自分のブラシを毎回洗うのは大変だと思うので、洗う頻度としては、
本当に清潔に使いたいなら週1程度、最低でも一ヶ月に1回は洗うことをオススメします。
使う洗剤は、メイクブラシ専用でなくても大丈夫です。
私はアイライナーブラシなどには強力クレンジングとして食器用洗剤を使うこともありますが、
本来は食器洗剤は油分を落としすぎる為、ブラシも固くなるので使い過ぎに注意です。
本来は、エマールやアクロンなどの中性洗剤ををぬるま湯に溶かした中で、
ブラシを振り洗いする方法か、固形石鹸で洗う方法がオススメです。
ブラシの油分がなくなってしまいパサつく場合、実は椿油をつけたりという方法もあります。
ちなみにブラシはやはり天然毛がオススメです。
きちんと手入れをしていたら、天然毛の良いブラシはものすごい長持ちします。
ちなみに私のブラシで一番長く使っているものだと、15年以上使っているものもあります。
天然毛のブラシはお値段もそこそこしますが、やはり使い心地が良いですし、
簡単に毛が抜けたりもしないですし、長持ちするのでオススメです。
ちなみに、メイクブラシの手入れについては以前にも少しだけご紹介したことがありますが、
以下、メイクブラシの洗い方について改めて7ステップでご紹介します。
1.ブラシについている粉をティッシュなどを使って落とす
2.ぬるま湯にブラシをつけ十分に濡らす
3.中性洗剤で振り洗い or 固形石鹸をブラシにつけ洗う
4.よく洗い流す
5.余分な水分をティッシュやタオルでふき取る
6.毛並みを揃えて、ブラシが開かないようにティッシュでくるむ
7.一日乾燥させる
乾かす際にブラシが開いたりすると、うまくメイクができない原因になるので、
毛並を揃えた上で写真のようにティッシュでブラシ全体をくるんで乾かして下さいね。
ブラシのコンディションが整うと、ブラシがちゃんと粉を含んでくれるので、
メイクがしやすくなりますし、肌荒れも防いでくれますよ!
是非参考になさって下さいね。
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