先週から50社くらいの令和５年度の年間雇用保険料を計算しました。
雇用保険の保険料は令和４年１０月に上がり、令和５年４月から更に値上がりしております
いや～ これはキツイ。。
会社側は、だいたい20％くらい保険料が上がったところが多いと思われます
雇用保険の保険料が値上がりとなったのは、コロナで失業手当などが支給されて財源が底をついたためです
消費税を上げようとすると国民から反対の声があがりますが、雇用保険のような社会保険料が上がっても反対の声はあまり聞かれません。
消費税はレシートに税率が表示され価格に税が上乗せされるので、負担の痛みを感じやすいと言われます。一方で雇用保険料については計算の仕組みを理解している人も多くなく、また給料から勝手に引かれるので消費税に比べると負担の痛みが少ないため、反対の声も少ないのでしょう
さて少子化対策の財源は、またしても社会保険料への上乗せが有力となっております
僕は消費税増税の方が良いと思うのですが、おそらく国民の反対の声が少ない社会保険料への上乗せで決ってしまうのでしょう・・
物価高+国民負担率の増加で恐ろしいことになるかもしれません
しかし、これでは企業側も持続的な賃上げの原資が捻出できないと思います。
大変、大変